［ロンドン １８日 ロイター］ - 男子テニスで元世界ランキング１位のアンディ・マリー（３７、英国）が１８日、シンチ選手権のシングルス１回戦でツアー通算１０００試合目となる出場を果たし、白星を飾った。 オープン化以降では英国人選手として唯一、四大大会のウィンブルドン選手権で優勝したマリーは、股関節のけがにより２０１９年に一度は引退を検討したが、手術を経て復活。ツアー通算１０００試合目となった今試合ではアレクセイ・ポピリン（オーストラリア）と対戦し、６─３、３─６、６─３でツアーでは３月のマイアミＯＰ以来となる勝利を挙げた。 マリーは「自分では気がつかなかったが、母がツアー通算１０００試合目だと教えてくれた。数多くの試合をこなし、体も消耗している。簡単なことではないが頑張っている」とコメント。「どんな勝利も重要。ウィンブルドンが数週間後に控えているので、自信をつけたいし、何試合かこなしたい」と話した。 マリーはシンチ選手権でこれまでに５回優勝。ウィンブルドンは２回制している。
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