寒波到来 台湾北部は気温上がらず 今夜からあす朝は中部以北で10度下回る可能性
(台北中央社)中央気象署(気象庁)によれば、22日の台湾本島は寒波の影響で、北部では日中の最高気温が14~15度にとどまり、夜になるにつれて次第に気温が低下する。その他の地域は日中は気温が20度前後まで上昇するものの、午後には顕著に下がる見通し。22日夜から23日朝にかけて中部以北と北東部・宜蘭では7~9度、その他の地域では11~13度まで気温が下がると予想されており、気象署は防寒対策を呼びかけている。 また、午後以降は雨が降る範囲が広がり、北部や北東部では引き続き雨が降る他、基隆北海岸や宜蘭、台北都市圏の山地では局地的に大雨になる恐れがある。 22日夜以降は北部や宜蘭の標高1000~1500メートル以上の山地、中部や南部、東部の同2500~3000メートル以上の高山では雪が降る可能性もある。 気象署によれば、今回の寒波は23日から24日にかけてピークを迎えるが、影響は25日まで続くという。 (汪淑芬/編集:名切千絵)