書店員芸人カモシダせぶんの小説デビュー作「探偵はパシられる」 山里「物語史上最弱主人公爆誕」
松竹芸能所属の芸人で現役の書店員としても働いているデンドロビーム・カモシダせぶんの小説デビュー作となる「探偵はパシられる」(PHP研究所)が今週9月19日に発売される。 【ポスト】カモシダせぶん小説デビュー作「探偵はパシられる」出版記念イベント(他5件) 神奈川県立N高校に通う1年生の主人公・岡部太朗は、同じ高校の番長・丸木大也に心酔し、自ら進んで丸木の“パシリ”をしている。丸木のお使いで校内を奔走するうち、太朗は数々の厄介事に巻き込まれるが、丸木の機嫌を損ねないうちに戻りたい一心で問題を鮮やかに解決していく。 “パシリ”を題材にしたネタを多数持っているカモシダせぶん。「探偵はパシられる」は学生時代の実体験を下敷きにしたコントが元ネタの一部になっている。このコントは事務所の先輩であるよゐこ濱口がカモシダせぶんら後輩芸人と開催していたユニットコントライブ「はまぐちコントサークル」で披露され、そこでウケたことが大きな自信になったという。「探偵はパシられる」発売を記念して月刊「文蔵」2024年10月号(PHP研究所)で実施された対談で、濱口は「このころからカモシダ=パシリの認識が生まれた」と振り返っている。また、南海キャンディーズ山里は「物語史上最弱主人公爆誕。中学時代、バスケットシューズを買いに行く途中でカツアゲにあった、あの頃の俺に贈りたい本」とコメントを寄せた。 9月21日(土)にはカモシダせぶんが働いている未来屋書店碑文谷店でイベントが開催される。サイン会に参加するには同店で購入した人に配布される参加券が必要。 ■ カモシダせぶん「探偵はパシられる」出版記念イベント 日時:2024年9月21日(土)15:00~ 会場:東京・イオンスタイル碑文谷 未来屋書店碑文谷店