ヘンリー王子とメーガン妃、がんを公表したキャサリン皇太子妃に密かに連絡をとる
現地時間3月22日(金)にビデオメッセージを発表、がんの診断を受けたことを明らかにしたキャサリン皇太子妃。予防的な措置として化学療法を進めていることも公表した。 【写真】歳は重ねても決してブレない! キャサリン皇太子妃の美貌の進化・18年を振り返り
このことが報じられるとロイヤルファミリーと対立中のヘンリー王子とメーガン妃が声明を発表。「ケイトと彼女の家族の健康と癒しを祈ります。彼女たちがそれを静かで平穏な状況で得られることを望んでいます」とコメントした。
この公のメッセージだけでなく、王子と妃が個人的に皇太子夫妻に連絡を取っていたことが明らかになった。テレビ局「ITV」のロイヤルレポーター、クリス・シップがSNSで明かした。「皇太子妃ががんを公表した後、ヘンリー王子は兄のウィリアム皇太子に連絡した。ヘンリーとメーガンは2人とも皇太子夫妻と密かに連絡を取っている。それが電話なのか、ビデオ電話なのか、テキストメッセージなのかはわかっていない」。
王子と妃もこのビデオメッセージが公開されるまで皇太子妃ががんと診断されたことを知らなかったと関係者は語っている。新聞「ニューヨークポスト」に「夫妻はまったく教えられていなかった。世界の人々がニュースを見たのと同じタイミングで初めて知った。これは彼らが引き起こした取り返しのつかないダメージを示している」とコメント。ロイヤルファミリーと王子夫妻との間の「信頼関係は崩れ、王室は王子夫妻から距離を置くことに問題は感じていない」。だから皇太子妃の病気についても知らせなかったと話している。
PRの専門家のライアン・マコーミックは、今回の皇太子妃の病気をきっかけに皇太子と王子の確執が解決する可能性があると新聞「ミラー」に語っている。王子夫妻が声明をすぐに出したことは「今後の展開が前向きなことを示している」「がんの公表の重大性は王子が抱いていた長年の恨みを消すほど大きなものかもしれない」と話している。
とはいえ皇太子と皇太子妃が、プライバシーが守られた環境で治療を進めたいと思っているのはビデオメッセージからも明らか。一方の王子と妃は事実かどうかはさておき、これまでたくさんのことを暴露しまくってきた。今の状況に置かれた皇太子夫妻がその2人を再び信頼できるようになるのかは定かではない。ちなみにイギリスの世論は王子夫妻に対して厳しい。新聞「エクスプレス」が皇太子妃の発表後に実施した調査によると「ヘンリー王子はイギリスに帰って公務に復帰するべき」と考えている人は5.7%。93.7%の人は「戻るべきでも公務に関わるべきでもない」と答えている。