『千と千尋』『猫の恩返し』etc. 「ジブリ」で沼った“人間以外”の推しは!?
世代を超えて愛されているジブリ作品。今夜の金曜ロードショーは『千と千尋の神隠し』。ジブリの素晴らしい作品群を彩るのは、映画の世界でしか出会えない魅力的なキャラクターたち。 【写真】ジブリ界の最強男子キャラクター図鑑|ハク、アシタカetc. 今回は、ジブリファンの多い25ans編集部で、ジブリ作品に登場する“人間以外”の「推しキャラ」を徹底調査! あなたの推しは?
『千と千尋の神隠し』窯爺
『千と千尋の神隠し』に登場するキャラクターで、湯屋「油屋」の最下層にあるボイラー室に住む老人「窯爺(かまじい)」。 神々が住む世界に迷い込んだ千尋に何かと助け舟を出してくれるキーマンです。 「人目にふれない小部屋にいつもいて、ぶっきらぼうに見えるけれど困ったときには味方してくれる。さらに仕事がよくできて、色々なことを知っている窯爺は、よくよく考えてみたら、ときめき要素の塊なのでは…? 一度そう思い始めてしまえば、モンスターのような6本の腕も手足がすらりと長く見え、濃い口ひげと黒の丸いサングラス姿もオールブラックのキマッたスタイル…というように、なんだか素敵に見えてきます」(エディターW子)
『猫の恩返し』バロン
『猫の恩返し』に登場するバロン は、命を持ったドイツ製の猫の人形。人間界と異世界との間にある「猫の事務所」で人助け業を営んでいます。モデルは『耳をすませば』の天沢聖司の祖父の愛品。 「まず第一に『猫の男爵』という設定がいいですよね。ベースが猫なので、とにかくかわいい。その上で紳士的な振る舞いや、主人公のハルをスマートに守りぬく姿、声優を務める袴田吉彦さんのイケボなど、『かわいい』と『かっこいい』のギャップに沼が深いキャラクターだと思っています。 お気に入りは、宴に忍び込んだバロンがハルを奪還するシーン。猫の国に連れてこられ、王子と結婚することを強いられたハルを助けにきたバロン。猫王に怪しまれ何者かと尋ねられた時『私は、フンベルト・フォン・ジッキンゲン(バロンの本名)。ハルを迎えに来た!!』と叫び、次々に敵を倒していくヒーローっぷりに、ドキドキが止まりません!」(エディターRS子)
『もののけ姫』モロの子
『もののけ姫』に登場する、人語を解する犬神モロの子たち。 「子供の頃からハスキーやオオカミが大好きだったので、まさに山犬の『モロ』や、その子供たちは私にとって憧れの存在。大きな犬というだけではなく、さらに言葉を話せるなんて、なんと魅力的なんでしょう! モロの子たちは、若くて血の気が多い性格から、サンを侮辱する猩々(しょうじょう)たちに『無礼な猿め! その首噛み砕いていやる』とけんかっ早かったり、アシタカにも『遅い! 乗れ!』と荒々しく指図する一方で、姉であるサンのことは慕っており、度々甘えてなでられているのがやっぱり犬でかわいい♡」(エディターRS子)
Ayano Mori