日比野菜緒 フルセットの接戦制し全米オープン本戦入りに王手<女子テニス>
全米オープン予選
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は21日、女子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク157位の日比野菜緒が同232位のK・ムラデノビッチ(フランス)を6-4, 3-6, 6-4のフルセットで破り、本戦入りに王手をかけた。 【日比野 菜緒 選手詳細情報】 3試合に勝利すると26日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。 2021年以来3年ぶり5度目の全米オープン本戦入りを目指す29歳の日比野は予選1回戦で第14シードのA・トドーニ(ルーマニア)に逆転勝ちをおさめ予選2回戦進出を決めた。 2回戦、日比野は9本のダブルフォルトを犯したムラデノビッチに対し7度のブレークに成功。サービスゲームでは6度のブレークを許したがフルセットの接戦を制し2時間15分で勝利した。 予選決勝で日比野は世界ランク239位のヤン・スジョン(韓国)と対戦する。ヤンは予選2回戦で同153位のウェイ・シジャ(中国)と対戦したが、ウェイが第2セット途中で棄権したため予選決勝進出を決めた。 同日には第4シードの本玉真唯が予選2回戦に臨んだが、世界ランク180位のD・アイアヴァ(オーストラリア)に3-6, 4-6のストレートで敗れている。