【動画】「まっちゃまち」で花火のお買い物。バラ売り基本、種類豊富で人気/大阪
花火ようけ置いてまっせ~―。大阪市中央区松屋町を通る松屋町筋。「まっちゃまち」という通称で同筋沿いには人形やおもちゃの問屋が多いことでも知られているが、夏は「花火」がたくさん売られており、連日多くの家族連れが訪れ、にぎわいをみせている。
種類豊富で安心、安全な花火をバラ売り
同筋沿いで長年営業しているという柳井初商店でも、店中にたくさんの種類の花火が置かれている。手持ち花火や噴き出し花火などが店中にバラで売られている。 「松屋町といえば、ひな人形や五月人形なども売られているでしょうが、この季節は9月末までは花火一色なんです」と話すのは店の女性。たしかに人形は店の隅の方に置かれ、今は花火がメーン。 種類的には打ち上げ花火なども売られているが、だいたいが街の中でも安心・安全で気軽にできる花火が売れるという。店の女性は「最近は手持ち花火でも、1分以上火がついているものもあったり、ちょっとした仕掛けがあったり、楽しみが増えましたね。噴き出し花火も色とりどりできれいで安全ですわ。買い物に来てもうたら、いつでも勉強しますよ」と笑顔で話す。
子どもにとっては「買い物の勉強」の場に
毎年買いに来るという大阪市内の男性(37)は「花火を1本1本バラで売ってるから、子どもも好きなものを選びやすいんですよね。だから、子どもに自分で考えて買わせる『買い物の勉強』の場としてもちょうどええ感じ。あと、どんな花火か知りたかったら店員さんに聞けるし。僕も小さいころ、そうやって買いにきたからね」と言いながら子どもと買い物を楽しむ。 また、別の大阪市内の男性(30)は「まっちゃまちは花火もそうやけど、おもちゃもいろんなもんが売ってるでしょ。小さい子どもが喜ぶ小物のおもちゃなら1000円あったら十分すぎるくらい買えるし。大人になっても楽しめるから好きな町ですわ」などと話していた。