只見線オリジナル観光列車のユニーク提案 福島県内から30件応募 「ナイスアイデア」20件を説明
「私の乗りたい只見線オリジナル観光列車」のアイデアを募集していた「只見線こども会議」のメンバーで福島県只見町在住の角田杏さん(只見中2年)と角田淳紘さん(明和小4年)は10日、県内外から寄せられたユニークなアイデアを福島県の関係者に報告した。 JR只見線では利用者増に向けオリジナル観光列車導入の検討を進めている。このため同会議は7月から8月にかけてアイデアを公募したところ、福島県内をはじめ東京都、神奈川県、新潟県、宮城県の幼児、小中高生から計30件の応募があった。この中から会議のメンバー10人が優れた内容の提案20件を「ナイスアイデア」として選んだ。 2人は、福島県会津若松市のJR会津若松駅の会議室で、夕焼けがプリントされた列車や、展望席を備えた車両、会津の景色をイメージした内装など20件のアイデアを一つ一つ説明した。提案を聞いた福島県只見線管理事務所の羽生宏史所長は「アイデアを観光列車に組み込みたい」と実現に向けて前向きに語った。