トヨタの勝田貴元は総合4位で2日目午前のステージを終了 いきなりパンクするも挽回「状況はあまり良くない」【WRCラリージャパン】
◇22日 世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパン第2日(愛知県豊田市、岡崎市など) 2年ぶりの母国表彰台を狙うトヨタの勝田貴元は2日目午前中の3ステージを終えた時点で総合4位に食い下がった。この日の最初のステージだった旧伊勢神トンネルを抜けるSS2で左後輪をパンクするアクシデントで一時は9位に後退したが、懸命に順位を戻した。 「もちろん諦めないが、この時点では状況はあまり良くない。少し違和感があるのであまりプッシュせず、クルマのフィーリングを失わないように」。昨年までは午前中の競技の後に整備拠点となる豊田スタジアムに戻るルート設定だったが、この日は「中間整備」の機会が設けられておらず、大きなアクシデントやトラブルは命取りになる。 首位に立つチームメートのエルフィン・エバンス(英国)とは1分11秒2差。2、3位にはともにドライバーズタイトルがかかるヒョンデのオイット・タナク(エストニア)、ティエリー・ヌービル(ベルギー)がつけており、十分に表彰台を狙える位置にいる。
中日スポーツ