ダンカン、主演映画「遺品整理~広島屋」舞台あいさつ 亡き妻の「服とか一つも捨てられない」
タレント、ダンカン(65)が30日、東京・池袋シネマ・ロサで主演映画「遺品整理~広島屋」(栗本健太郎監督)の公開記念舞台あいさつに共演の金久保芽衣(28)らと出席した。 遺品整理業を営む一家の絆を描く物語。全編広島ロケで、一家の父を演じたダンカンは「古い大きな家に集まって合宿みたいにしてやった。こういう映画の方が好きです」とほほ笑んだ。 今作では次男で俳優、虎太郎(25)と映画初共演。「芝居では親子の気持ちはなくなる」と一人の役者としてみつつも「いろんな現場を積み重ねて、いつか大きくなって〝年寄りはいらない〟といわれるようになりたい」と成長を願った。 また、タイトルにちなんで整理したいことを問われると「できないものがある」といい、10年前に他界した妻、初美さんの名を挙げ、「服とか一つも捨てられない。整理できる人がうらやましい」と愛情を吐露した。