5回途中、3失点で降板した西武・ボー（右から2人目）（撮影・冨永豊）

　◆西武1―7巨人（2日、ベルーナドーム） 　西武が前日のサヨナラ勝ちの勢いを持ち越せずに完敗した。先発のボー・タカハシが5回途中でKOされると、リリーフ陣も失点を重ねた。打線は巨人の菅野智之、小林誠司の同学年「スガコバ」バッテリーの前に快音が聞かれず、勝ち越しも2カードで止まった。 ■スタンド最前列ファンの顔が！佐藤龍の衝撃の超美技【写真】 　巨人は菅野が負けなしの5連勝でセ・リーグ首位に浮上。約2年前にベルーナ・ドームで膝を大けがし、リハビリから1軍に戻ってきた立岡宗一郎が3安打1打点の活躍を見せ、復活をさらに印象づけた。 　先発はボー・タカハシ。ここまで1勝ながら、5試合に先発して防御率3点台と役割を果たしてきた。初回は巨人の1番丸佳浩に11球粘られて中前打を許し、2死二塁のピンチに。ここで3試合連続打点をマークしている岡本和真と相対するが三振に抑えた。 　ボーは4回までは危なげなかったが、5回につかまる。2死二塁から4連打を浴びて3失点でKOされた。3番手の佐藤隼輔も7回に3失点と試合の大勢を決められてしまう。 　打線は、菅野のベテランらしい丁寧な投球の前に7回無失点に抑えられた。8回に2番手の今村信貴から中村剛也の適時打で1点を返すが反撃もそこまでだった。