「この流れを止めるのは自分しかいない」楽天・田中将大が7回1失点で連敗『5』でストップ 日米通算194勝目
◇プロ野球パ・リーグ 楽天3-1ソフトバンク(26日、東京ドーム) 楽天がリーグ首位のソフトバンクに僅差で勝利し、ヒーローインタビューには先発の田中将大投手が選ばれました。 【画像】先発の田中将大は東京ドームで10年ぶりの勝利 チームは5連敗と苦しむ中「自分自身もなかなか思うようにいっていない中で、この流れを止めるのは自分しかいない」と、マウンドに上がったという田中投手。この日は要所を締めるピッチングを披露します。 初回、2回とランナーを許すものの無得点に抑えると、3回には1アウトから連打とフォアボールで2アウト満塁のピンチを招きます。それでも、栗原陵矢選手をスプリットでファーストゴロに打ち取り得点を与えません。 勝利投手の権利がかかる2点リードの5回には、近藤健介選手にライトへ大きな当たりを打たれますが、小郷裕哉選手がフェンス際でジャンピングキャッチ。味方の守備にも助けられます。 田中投手は6回、柳田悠岐選手に一発は浴びたものの7回を99球、被安打5、1失点という好投。日米通算194勝目となる今季4勝目を挙げました。 ▽以下、田中投手のヒーローインタビュー ――5連敗の中の先発でした。 「チームが苦しい状態が続いてますし、自分自身もなかなか思うようにいっていない中で、この流れを止めるのは自分しかいないと思って、そういう気持ちでマウンドに上がりました」 ――7回を99球1失点。投球を振り返ってどうでしょうか? 「状態が上がってきているんで、直球系がしっかり投げられて、それで変化球も生きたかなと思います」 ――味方の守備にも助けられる場面がありましたが? 「いつもそうなんですけど、今日もバックの守りに助けられてこういう緊張感のある試合を出来たので本当に感謝したいです」 ――自身もピッチャーゴロでファインプレーがありましたが? 「あれも危なかったんですけど、しっかりと(鈴木)大地が取ってくれて助かりました ――ファンの方々へメッセージをお願いします。 「まだまだここからいきますので、共に頑張りましょう」