安藤忠雄建築のミュージアムに“落書き”!?普段はできない「いたずら」に子どもも大人も夢中に
子ども達がどんどん壁に描いているこの落書き、大人も笑顔になっちゃう落書きなんです。ここ、どこだと思いますか? 【動画】ミュージアムに落書き!?坂の上の雲・秋山真之もビックリ?のイベント開催
愛媛県松山市にある坂の上の雲ミュージアムで行われたイベント“いたずらっ子集まれミュージアムのガラスに落書きしよう”! キャンバスは坂の上の雲ミュージアムの特徴でもある、ガラスの壁。世界的建築家・安藤忠雄さんが設計したこのミュージアムに、子ども達が落書きしちゃうんです!
「坂の上の雲」の主人公 秋山真之の少年時代エピソードは
このイベントは、小説「坂の上の雲」の主人公のひとり、秋山真之の生誕を記念して開くということですが、なぜ? 坂の上の雲ミュージアム 広報 清水綾乃さん: 「少年時代に秋山真之さんがいたずらっ子と言われていたので、それにちなんだイベントです」 館内の展示には…少年時代の真之が、近所の子どもたちを集めて禁止されていた花火を作り、警察沙汰になったというエピソードも紹介されています。
どう過ごすかは自分の発想次第!安藤忠雄氏も「いたずらのすきなけんちくか」
また、ミュージアムを設計した安藤忠雄さんも「いたずらのすきなけんちくか」という絵本を手掛けていて、“いたずらっ子”だらけの坂の上の雲ミュージアムにピッタリなイベントなんです。
今回、15組の募集に対して応募が82組。抽選で狭き門をくぐり抜けた、選ばれし「いたずらっ子」たちが会場に集結しました。 姉妹で参加: 「いつもは家で壁に落書きとかしたらいけないので楽しみです」 「楽しみ」 男の子:「クワガタ(を描く)」 お父さん:「いたずらっ子なんですけど緊張してますね、急にしゃべらんなった(笑)」
男の子:「海の生き物を描こうと思っています」 お母さん:「この子は絵が大好きなので、大きい画面があったらより楽しいだろうと思って参加しました」
イベントの講師は、神戸を拠点に活動をするイラストレーターの遠山敦さん。遠山さんは、これまでにも全国各地で建物のペイントや子どもたちとのワークショップを行っています。
子ども達、普段入ることができないテラスに移動し… 遠山先生: 「指でなぞってあげると雲っぽい感じ、筆の後ろで(絵の具を)削ってあげる。(指で絵の具を)延ばしたり」 遠山さんから、描き方のレクチャーを受け筆と絵の具を選んで… さあ、落書きスタートです!