5日夜、北九州市八幡東区で飲食店などが入る建物、合わせて8棟を焼く火事がありました。一夜明けた現場から中継です。元木さん。

実況見分が行われる

■元木寛人アナウンサー あたりは焦げ臭いがいまも漂っています。先ほど、午前10時から消防と警察合わせて28人態勢で、実況見分が行われています。 5日午後9時すぎ、北九州市八幡東区中央で、木造2階建てのカラオケ喫茶の店舗兼住宅から出火しました。

延焼した店の店主は

火は隣接する建物にも延焼し、あわせて8棟を焼いておよそ5時間半後に消し止められました。ケガ人はいませんでした。 ■延焼した店の店主 「やっぱり、みんな古いところだから気をつけていたんだとは思う。こんなに一気になるとは思いませんね。辛いですね。」

次々に延焼

出火当時、火元の店は営業準備中で、店主は別の場所にいて店は無人でした。 店主は「電気が落ちたのでブレーカーを操作したが復旧せず、近所の人や電力会社に問い合わせていたら火が出ていた」という趣旨の説明をしているということです。

ケガ人はいなかった

消防と警察が、出火の原因について詳しく調べています。 北九州市ではおととし以降、旦過市場をはじめとして、古い建物が密集する地域で大規模な火災が相次いでいます。