自民・根本氏、衆院選に不出馬 元厚労相、旧岸田派幹部
自民党の根本匠元厚生労働相(73)=衆院旧福島2区=が次期衆院選に立候補しない意向を固め、周辺に伝えたことが28日、党関係者への取材で分かった。根本氏は旧岸田派の事務総長として岸田文雄首相を支えた。29日に地元の福島県郡山市で記者会見して表明する方向だ。 関係者によると、岸田氏の退陣を区切りとして不出馬を決めたもようだ。後任は根本氏の秘書を務める長男が有力との見方が出ている。 根本氏は1993年に初当選し、現在9期目。復興相や厚労相などを歴任した。