ムロツヨシ“蔵前”と平手友梨奈“杏”の深まる絆に「唯一無二の相棒感がたまらない」の声<うちの弁護士は手がかかる>
ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演するドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系)の第7話が11月24日に放送。第7話では、蔵前(ムロ)と杏(平手)が激しく衝突しながらも絆を深めていく様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】圧倒的透明感…!かばんをぎゅっと握る手すらいとおしい杏(平手友梨奈) ■元敏腕マネジャーが新人弁護士に振り回される 同ドラマは、フジテレビにて約54年ぶりに復活した金曜夜9時の連続ドラマ枠にて放送される新ドラマ。芸能事務所の元敏腕マネジャー・蔵前が超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・杏に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する。 フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネジャーと法律事務所のパラリーガル役を、フジテレビドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役を演じる。 ■「うちの弁護士は手がかかる」第7話を振り返る 蔵前勉と天野杏のもとへ野村聖子(安藤聖)という女性が訪ねてくる。聖子の依頼は、笠原梨乃(吉瀬美智子)が主演している連続ドラマの放送を止めてほしい、というものだった。 20年前、「成金老人殺人事件」と呼ばれた事件があった。この事件は、裕福な老人の愛人だった女子大生が遺産目当てに毒を飲ませて殺害したとされ、連日ワイドショーで報道され日本中を騒がせていた。その女子大生こそ、聖子だというのだ。 聖子は事件直後から散々マスコミに追い回されたが、世間が飽きてくると次第に扱いも小さくなり、真犯人が逮捕されたときは大して報道されなかったと明かす。それ故、聖子は世間から殺人犯だと勘違いされたまま何年も偏見の目にさらされたが、ようやく何も言われなくなったと思っていた矢先、「成金老人殺人事件」に酷似した事件、しかも女子大生が真犯人だとするドラマが放送されたのだ。 聖子は、放送しているヤマトテレビに抗議したがまともに取り合ってもらえなかったという。しかし、このドラマのせいで小学生の娘が「人殺しの娘」と呼ばれたことに心を痛めた聖子は、かつてヤマトテレビと法廷で戦った経験を持つ杏の存在を知って助けを求めに来たのだ。 次の放送まであと5日。依頼を引き受けた杏は、過去の記事などを調べ始める。一方、蔵前は、ヤマトテレビのドラマプロデューサー・静川薫(東根作寿英)を訪ねる。そこで蔵前は梨乃と再会する。 ■蔵前と杏が大げんか 第7話では、蔵前がプライベートで始めたという漫談を披露するところからスタート。杏にも招待状を渡したが、杏は会場には訪れなかった。後日、杏に招待状が届かなかったかと詰め寄る蔵前。その様子は、杏に甘えているようでなんだかすごくかわいらしかった。 話数を重ねるごとに相棒として、絆を深めてきた蔵前と杏だが、今回の依頼をきっかけに大げんかをすることになってしまう。「連続ドラマの放送を止めてほしい」という依頼人・聖子のためにそれぞれがやるべきことをするために動き出す蔵前と杏。 いい雰囲気で案件を進めていたが、杏は実家でさくら(江口のりこ)と、蔵前はドラマ撮影現場で梨乃と会ったことで、少しずつ蔵前と杏の歯車がかみ合わなくなっていた。いつもであれば、杏のきつい言い方に対しても、蔵前はにこにこと対応し、けんかに発展することはなかったが、今回はそういうわけにはいかなかった。 杏が “あなたの代わりはいくらでもいる”という言葉を放ってしまい、蔵前の地雷を踏み抜いたことで、2人はかつてないほどの大げんかをすることになる。 ■夫婦円満の秘訣が仲直りにつながる 辻井(村川絵梨)と組むことになった蔵前は、パラリーガルとしてバリバリ仕事をこなしていく。一方で、杏のことも気になるようで、杏と組むことになった丸屋(酒向芳)や岩渕(日向亘)にアドバイスを送っていた。 杏のことが気になっているならばいつものように謝れば終わるものの、自分は悪くないと意地を張る蔵前。そんな蔵前は丸屋から悪くないと肯定され、分かってもえたうれしさで、杏への不満をもらす。本当は仲直りしたいのに素直になれない蔵前を救ったのも丸屋だった。 素直に謝ることができない杏が相手だからこそ、蔵前が折れることが夫婦円満の秘訣だと話す丸屋。「夫婦じゃないです」とにやけながら否定する蔵前に自然と笑みがこぼれた。 ■絆を深めた蔵前と杏がすっきり解決 互いに歩み寄ることで、なんとか仲直りをすることができた蔵前と杏。大げんかを経て、絆をより深めた2人は、力を合わせて、ドラマの放送を止めるために奮闘。その結果、無事に放送を止めることに成功した。 後日、杏から今回は多少は助かったかもしれないと言われ、蔵前はうれしそうに笑う。その様子が尊く、杏にとって蔵前が、蔵前にとって杏が、代わりのきかない存在であり続けてほしいと願った。 蔵前は、けんかをする大切さを知り、杏は素直に謝ることを学んだ。X(旧Twitter)では「面白かった」「唯一無二の相棒感がたまらない」「仲直りできてよかった」という声が上がり、「#うちの弁護士は手がかかる」がトレンド入りを果たした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部