「ヘル・レイザー」続編3作をまとめた予告編「ネクスト・ヘル・トレーラー」怒涛の”ヘル地獄”が凝縮

12月8日より全国順次公開中の『ヘル・レイザー＜4K＞』に続いて、2024年1月12日(金)より上映される続編3作品『ヘルレイザー２：ヘルバウンド』(88)、『ヘルレイザー３：ヘル・オン・アース』(92)、『ヘルレイザー４：ブラッドライン』(96)。このたび、めくるめくヘル地獄をいち早く楽しめる予告編「ネクスト・ヘル・トレーラー」が解禁された。 【写真を見る】主人公、カースティにその後も降りかかる惨劇を描く『ヘルレイザー２：ヘルバウンド』 1987年に発表され、恐怖と官能が交錯する斬新な世界観で、公開当時からいまも熱狂的なファンを増殖し続けている幻想恐怖超大作『ヘル・レイザー』。10作もの続編や関連作が生まれた、最長のホラーシリーズの1つである「ヘルレイザー」シリーズの原点『ヘル・レイザー＜4K＞』が公開中。そんな『ヘル・レイザー』復活の混乱に乗じて、続編3作品『ヘルレイザー２：ヘルバウンド』、『ヘルレイザー３：ヘル・オン・アース』『ヘルレイザー４：ブラッドライン』が公開される。シリーズ4作をまとめた上映は世界的に見ても前代未聞な出来事だという。 解禁されたのは、続編3作品の予告編「ネクスト・ヘル・トレーラー」。前作『ヘル・レイザー』の主人公、カースティ(アシュレイ・ローレンス)にその後も降りかかる惨劇を描く『ヘルレイザー２：ヘルバウンド』では、マットレスから人間の腕が飛びだすなど想像を超えた衝撃の流血描写や、前作に引き続きピンヘッド、フィメール、チャタラー、バターボールら魔道士4人が登場するほか、新キャラクターとなる魔道士ドクター、チャナード博士が堂々降臨。手術を施そうとする触覚や、頭部を吊り下げられて移動するなど、重装備なビジュアルが確認できる。 舞台がアメリカに移動した『ヘルレイザー3：ヘル・オン・アース』ではピンヘッドの登場する振り幅がパワーアップ。人類史上最高の暴走バンド、モーターヘッドの楽曲「ヘルレイザー」とともに描かれる街を巻き込んだ惨劇、CD手裏剣を操る魔道士"CD ザ DJ"の攻撃など止まることがない残酷描写の騒々しいエネルギーは圧巻だ。そして『ヘルレイザー４：ブラッドライン』は舞台がなんと宇宙。もはや人間ではなく、ロボットがルマルシャンの箱を解除するシーンも描かれ、最後の爆発シーンなどは、第1作目と同じシリーズとは思えないほどのスケール感があり、ピンヘッドもうろたえつつ「私は死ねない」という台詞を残している。 2024年の正月シーズンは、新年早々魔道士が闊歩するヘル地獄を体感しよう！ 文/山崎伸子