石川のプロ野球選手能登へ 松井、角中 奥川ら予定 １２月、選手会企画
石川県出身のプロ野球選手らが12月8日、能登半島地震で被災した七尾、珠洲、志賀の3市町を訪れることが決まった。日本プロ野球選手会の企画で、地元球児らを招いた教室などを検討し、野球の力で子どもたちを元気づける。 選手会は東日本大震災や熊本地震など全国の被災地で支援活動に取り組んできた。能登の被災地訪問に向けて石川出身の選手に参加を打診している。希望者も含めて全12球団の選手が3市町を訪問する。 選手会によると、帰省した穴水の実家で被災した楽天・松井友飛投手（金沢学院大OB）やロッテ・角中勝也外野手（七尾出身、航空石川高OB）、ヤクルト・奥川恭伸投手（かほく出身、星稜高OB）らが参加する見込み。 29、30日に体育館や練習施設を視察した選手会の森忠仁事務局長は「被災地の子どもたちに勇気を届けたい」と話した。
