自宅に戻ったことが確認されたピットブル(小美玉市提供)

茨城県小美玉市内の民家から逃げた「特定犬」のアメリカンピットブルテリア(ピットブル)1匹が17日早朝に保護されたことが、市への取材で分かった。 市環境課によると、同日に同市美野里地区の飼い主から「午前5時ごろ、自宅の庭に帰ってきた」との連絡があり、駆け付けた市職員2人がピットブルを確認した。衰弱した様子だったが飼い主がえさを与えたところ、元気を取り戻しているという。 ピットブルは9日夕に飼い主の元から逃げ、10日午後に一時発見された同市三箇の住宅庭から逃走以降、けが人などは確認されていないという。 ピットブルは県動物愛護条例で飼育に届け出が必要だが、飼い主は届け出ていなかった。県と市、県警石岡署は17日までに飼い主に届け出るよう指導した。