大坂なおみ「若い頃のクレイジーなショット出さない。戦略的なプレーを」1年7カ月ぶり国内プレー世界ランク50位と対戦
女子テニスの国別対抗戦、ビリー・ジーン・キング杯予選の日本-カザフスタンは、12日から東京・有明コロシアムで開幕する。11日は同会場で組み合わせ抽選式が行われた。 【写真】プチンツェワと握手する大坂なおみ 頭1個分くらい身長が違う 元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)は、12日のシングルス第2試合で世界ランキング50位のユリア・プチンツェワとの対戦が決まった。13日は第1試合でアンナ・ダニリナとの試合が組まれ、計2戦を行うことになった。 会見に出席した大坂は、英語で対応。時折笑顔を見せながら、柔らかい表情で「タフな試合になる。みんなでこの環境でテニスができることは楽しみにしている」と意気込んだ。国内でのプレーは22年9月以来、約1年7カ月ぶり。「日本でプレーすることができてうれしい。若いころにしていたクレイジーなショットは出さない。戦略的なプレーができたらと思っている。(日本のファンに)そういうところを見ていただければ」と語った。 大坂は23年7月に女の子を出産。休養期間を経て、今年1月のブリスベン国際からツアーに復帰し、同月には2季ぶりの四大大会となる全豪オープンにも出場している。 日本代表メンバーは日比野菜緒、本玉真唯、大坂なおみ、青山修子、柴原瑛菜の5人。カザフスタン戦は過去4勝1敗と勝ち越している。勝利すれば11月の決勝大会(スペイン)に進み、負ければプレーオフに回る。12日にシングルス2戦、13日にシングルス2戦とダブルス1戦を行い、3勝を上げた国が勝利となる。