AKB48山内瑞葵、初写真集は「笑顔いっぱい」大胆露出は女性ファンに怒られる「肌色が多いよ!」
AKB48・山内瑞葵の1st写真集「好きになる予感」が10月11日に発売された。AKB48では、57thシングル「失恋、ありがとう」でセンターを務めるなど、常に第一線で活躍する山内。タイ・プーケットで撮影された同写真集では、王道アイドルらしいかわいらしさはもちろん、水着やランジェリーでの撮影に初挑戦するなど、ちょっぴり大人びた表情も見せている。山内へのインタビューでは、初めての写真集を決意した時の心境、見てもらいたいカットなど写真集の魅力を語ってもらった。 【写真】キュートな“お泊り後の彼シャツ”カットなど全43枚 ■一冊の中に自分しかいない…「贅沢、貴重な経験」 ――写真集発売が決まった時、完成した写真集を手にした時の心境から教えてください。 AKB48にいるうちに、いつかは写真集を出したいって思っていたんです。そんな中で声をかけていただいて素直にうれしかったです。ちょうどファンの方からも、今年に入ってから「写真集を出してほしい」という声をたくさん頂いていたので、すごくピッタリなタイミングで出せたんじゃないかなと思っています。 (完成した写真集を見て)やっぱり感動しましたね。一冊の中に自分しかいない写真集で、本当に贅沢、貴重な経験ですし、やっぱり今しかない、今の自分を写真に収めていただいて、幸せな気持ちでいっぱいです。 ――写真集に写っているご自身を見て思うことはありますか? 撮影したのは22歳の時なんですけど、22歳じゃないと撮れない、22歳だからこそ撮れた表情がいっぱい詰まっていると思います。これからもいろいろな経験をして、何年後かにはもっと成長した自分に変化していると思うので、その時にこの写真集を見返したら「こんな時もあったな」と思えると思います。 ■「写真集だからこそ特別に」と決意 ――山内さんにグラビアのイメージはあまりないですね。 そうですね。水着、ランジェリーでの撮影は経験ないです。撮影前はもちろん不安はありました。写真集発売が決まった時は、「やっぱり写真集ってことは水着とかランジェリーとかを視野に入れないといけないなぁ…」となって。これまでやってこなかったこともあったので、「ちゃんとできるかな?」とか不安いっぱいで、とにかく自信がなかったです。 でも、編集担当の方から「やりたくなかったらやらなくていいよ」って、「大丈夫だよ」っていうふうに言っていただいて、そんな中で少しずつ話を進めていったんですけど、やっぱり一つの挑戦としてやってみようかなと思いました。 一度フィッティングの場を設けていただいたり、すごく親身になって、寄り添っていただいて、たくさん提案をしてくれたりとかしながら、少しずついろんなことが進んでいくうちに「やってみようかな」って。今回限りというか、“写真集だからこそ特別に”ということで挑戦することを決めました。 ――やっぱり写真集の撮影は普段と違いますよね。 例えば、AKB48のグッズ(用の撮影)とはまた違うじゃないですか。写真の撮られ方とか。やっぱりAKB48なので、ポーズを決めて撮るっていう機会の方が圧倒的に多かったので。 写真集を撮ることは「うまくできるかな?」と思ってはいたんですけど、やっぱり自分のいろんな一面を見せたいと思ったから、いい意味でカメラを気にしすぎず、自然体に動いている姿を撮っていただいたら、その中でいい写真が生まれると思ったんですよね。カメラを気にせず、とにかく動いてみることを意識して撮影しました。 撮影期間は2日間だったんですけど、2日とも緊張もせずに、本当に自然体で、ありのままの自分の姿で撮影することができたと思います。 ――プーケットはいかがでしたか? タイに行ったことはあったんですが、プーケットは初めてで。街並がかわいかったです。カラフルで色鮮やかで、すごくすてきでした。日本じゃ撮れないような背景の中で撮影させていただいたので、すごくありがたいなと思いますし、写真集も見飽きないような色味になっているかなと思います。 ■笑顔多めで「自分らしい写真集」に ――山内さんと言えば笑顔のイメージですが、今回の写真集ではあえて「笑顔多め」とリクエストしたそうですね。 そうですね。ファンの方とかメンバーもスタッフさんも、みんなに笑顔をよく褒めていただけるので、せっかくなら自分らしい写真集にしたいなって。自分と言えば“笑顔”っていうのが一つあったので、表紙も絶対に笑顔にしたくて、中もなるべく笑顔のカットを多めにしていただきました。 ――普段の山内さんとは違った大人っぽい表情を見せている写真もありますが、撮影はうまくできましたか? 昔からミュージカルをやっていたり、AKB48でもステージに立っていろいろな楽曲で表現したりしてきたので、衣装を着たりすると雰囲気にスイッチが入るじゃないけど、苦戦もすることなく、自分の思った表情で撮ることができました。 ――先行カットを見たファンの反響はいかがですか? 私のファンの方は喜んでくれて、自分のことのように「おめでとう!」とか「先行カットも全部かわいいね」と言っていただいたり、そういう声が多いですね。 でも、女の子のファンからは意外と「肌色が多いよ!」って怒られたりもしました。だから、実際に写真集の中を見たらもっと怒るかも…。握手会とかで会った時に叱られる気がします(笑)。 ■今後はAKB48のお尻担当に? ――そんな中で見てほしいカットはどこでしょうか? お気に入りはいっぱいあるんですけど、一番びっくりすると思うのは、たぶん最後の黒ランジェリーかな。インタビューのページの後で「もう終わりかな?」と思いきや、このタイミングでこのカットなのでびっくりするかなって。このカットは衝撃な気がします。 このカットが昔、研究生の時にやっていた楽曲「右足エビデンス」を思い出させるような黒い衣装で。当時の自分の大人バージョンじゃないけど、そんな感じのカットになっているので、「右足エビデンス」が好きと言ってくださっていた方には特に見てほしいな。 ――お尻を大胆に見せているカットが多いですが、女性スタッフにお尻を褒められたそうですね。 フィッティングを2回させていただいて、1回目のフィッティングは実際に撮影で着る衣装とかではなくて、普通に自分の体を見てもらうためのフィッティングだったんですけど、スタイリストさんと女性マネジャーさん2人に見ていただいたんです。 その時に、女性マネジャーさんからお尻をすごく褒めていただいて、「私ってお尻が良いのかな」と思って、そこで自信がつきました、ちょっとだけ。 ――きれいに写っていますね。今後はAKB48のお尻担当で。 お尻担当になれるかな…じゃあ、そうなります(笑)。 ――撮影の前にボディーメークなど準備はされたんですか? 写真集が決まってから撮影日までが約1カ月間で、その中で「特に一日中これやりました」と言えるものはなく、ジムとかも行ってないんです。でも、その限られた時間の中で、おうちで筋トレしてみたり、食事面はもちろん気を付けて、私は顔にむくみが出やすいので塩分はちょっと控えめにして、その代わりに干し芋をいっぱい食べたり(笑)。 あと、AKB48のシングル「恋 詰んじゃった」のリリース期間で、ちょうどリハーサルもたくさん入っていたから、そのリハーサルを利用してじゃないけど、リハーサルを使ってたくさん運動して消費していました(笑)。 ――アイドル活動の運動量はすごいですからね。 そうですね。劇場公演とかは思っている以上に体力を使うので、そういうところで運動して鍛えていましたね。 ■秋元康から帯文「ファンの方にすごく刺さった(笑)」 ――これまで数多くのAKB48メンバーが写真集を発売してきましたが、参考にした先輩やメンバーはいますか? この写真集が決まってからいろいろなメンバーの写真集を見させていただいて、AKB48だとみーおん(向井地美音)さんとか谷口めぐさんとか、姉妹グループでは(元NGT48の)本間日陽さんの写真集を見ました。本間さんの写真集は、カメラマン(You Ishii)さんが同じなんです。 でも、本当に人それぞれ全然違う雰囲気で、「何か盗めるところはあるかな?」とか思いながら見ていたんですけど、やっぱりその人にしか出せないなと思って。だから、自分の写真集はとにかく自分が自然に動いている姿を撮ってもらおうって、そこで思いました。 ――タイトル「好きになる予感」についても教えてください。 秋元(康)先生にいくつか候補を頂いたんですが、ほとんどに「好き」というワードが入っていたんです。すごく迷ったんですけど「予感」というワードが、今後続きがあるように思わせられるタイトルだなと思って。セカンド(写真集)に続くような、予感するタイトルだなと思って、ファースト写真集にぴったりだなと、ピンと来たタイトルですね。 ――秋元さんの帯文もすてきなメッセージですね。 はい。特に私のファンの方にはすごく刺さっていて(笑)。「好きになったのはそういうことだったんだ」みたいな感じで言っていただくことが増えました。 私のことは好きではあるけど推しではないみたいな方にもこの写真集を見ていただいて、“好きになる予感”がしていたところから“完全に好き”になってほしいなと思いますね。そういう思いも込めたタイトルになっています。 ■ステージで輝いて誰かを元気にしたい ――今回は写真集に初めて挑戦しましたが、今後挑戦したいことはなんですか? ドラマに出演させていただいて、改めて演技が楽しいなと思いました。今後ももっといろんな役を重ねていって、ドラマもミュージカルとかもいろいろな経験をしたいなと思いつつ、やっぱり自分はステージに立って歌って踊ることが一番楽しくて。 自分で言うのもなんなんですけど、そういう時の姿が自分的に一番輝いている瞬間だと思っているので、そういう姿が好きな方も多いので、もっとステージに立ちたいなと思います。 ステージに立って誰かを元気にしたいなと思うので、もっとソロコンサートとかやって、ゆきりん(柏木由紀)さんみたいにソロツアーをしてみたり、そういうことも今後増やしていきたいなと思っています。