デミノーがキャリア初のタイトル防衛「アカプルコは僕のキャリアにとって凄くいい場所」 [ATPアカプルコ/テニス]
デミノーがキャリア初のタイトル防衛「アカプルコは僕のキャリアにとって凄くいい場所」 [ATPアカプルコ/テニス]
ATPツアー公式戦「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月26日~3月2日/賞金総額237万7565ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 6-4で下して2連覇を達成した。 ~アビエルト・メキシカーノ・テルセルで2連覇を達成したデミノー選手~ 25歳のデミノーがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは1年前の同大会以来でキャリア8度目(準優勝8回)となり、これ以前に同大会の男子シングルスを2年連続で制したのはクレーコートで開催されていた2010~12年に3連覇を達成したダビド・フェレール(スペイン)まで遡る。 第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したデミノーは第2セット0-2から2-2に追いつき、3-3から3度目のブレークに成功して1時間57分で勝利を決めた。 「素晴らしい1週間だった。正直に言うと、あまり期待をしていなかった。メキシコ入りしたときは最高の調子ではなかったから、何とかチャンスをものにしようと自分に言い聞かせ続けていたんだ。今日は今大会で最高の試合ができたと思うから凄く満足している」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。 「アカプルコは僕のキャリアにとって凄くいい場所だ。僕はここで初めてATP500で勝ったし、タイトルを防衛したのも初めてだ。ここはホームのように感じるし、素晴らしい場所だよ」 25歳のルードは前週のロス カボス(ATP250/ハードコート)に続いて準優勝に終わったが、決勝に進出した時点でトップ10復帰(9位)を決めていた。 先に行われたダブルス決勝では第1シードのユーゴ・ニス(モナコ)/ヤン・ジエリンスキ(ポーランド)が第1シードのサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/ニール・スクプスキー(イギリス)を6-3 6-2で下し、同ペアでのツアー4勝目を挙げた。
テニスマガジン編集部