(G)I-DLE、TWICEらベテラン勢の新作も続々

(G)I-DLE「Super Lady」 　2023年に「Queencard」を大ヒットさせた(G)I-DLEは、1月29日に2ndアルバム『2』をリリース。そのタイトル曲「Super Lady」がまた中毒性抜群の楽曲で、世界に旋風を巻き起こしそうだ。 　同楽曲は、メンバーのSOYEON（ソヨン）と「Queencard」の制作陣、数々のヒット曲を生み出してきたPop Timeら作曲家陣が再びタッグを組んで制作された。ファンキーなラテンポップがベースとなりつつ、ユーロダンスのようなシンセが加わった重厚感あるエレクトロポップに仕上がっている。今作もガールクラッシュなコンセプトをまとった一曲で、歌詞には最近K-POPシーンでリリースされた楽曲の1フレーズが組み込まれているとファンの間で話題に。サウンドを楽しむのはもちろんのこと、歌詞にも注目して聴いてみると、セルフプロデュースで多数のヒット曲を生み出してきた(G)I-DLEのメンバーがリスナーに伝えたいメッセージを深く読み取ることができるかもしれない。 TWICE「I GOT YOU」 　2月23日に13枚目のミニアルバム『With YOU-th』をリリースしたTWICEは、2月2日に同アルバムから「I GOT YOU」を先行リリース。長年積み重ねてきたメンバーの友情と愛を描いた楽曲で、米ビルボードのメインチャート「HOT 100」に連続ランクインした「The Feels」と「MOONLIGHT SUNRISE」に続く、全編英語詞のオリジナル楽曲となっている。 　シンプルなドラムのリズムパターンの中に響くアンビエントサウンドが気持ちよく、そこに重なる9人のメンバーのクリアで伸びやかな歌声がさらに楽曲の心地よい雰囲気を加速させている。MVでは海上に浮かぶ船の中でメンバーがお互いに信頼し合って穏やかな表情を浮かべている姿も描かれ、そうした内容も相まって、リスナーに大きな癒しを与えてくれる楽曲。朝起きぬけに聴くもよし、作業用BGMとして聴くのもよし、寝る前の静かな時間に聴くのもマッチする、日常生活にそっと寄り添ってくれる一曲となりそうだ。 　TWICEは現在、2023年4月から続く5度目のワールドツアー『READY TO BE』を開催中。2月はメキシコ、ブラジル、3月はアメリカ、7月には再び来日し大阪と神奈川でスタジアム公演を開催する予定となっており、今年も世界中のファンを魅了していくことだろう。