ウィリアム皇太子 & キャサリン妃ほか、英国ロイヤルのプロポーズエピソード集
カップルは2018年5月19日にウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で成婚。2020年に王室を離脱し、アーチー王子、リリベット王女の2人の子どもと一緒にアメリカで暮らしている。 婚約指輪/メーガン妃がヘンリー王子から贈られた婚約指輪。王室御用達ジュエラー「クリーブ・アンド・カンパニー」の特注品で、センターのダイヤモンドはボツワナ産。両脇のダイヤモンドはダイアナ妃の形見となる。イエローゴールドのアーム部分は2019年にリフォームして、現在ではきゃしゃなパヴェダイヤモンドがほどこされている。
3.チャールズ国王 & ダイアナ妃
子ども部屋で行われた世紀のプロポーズ チャールズ皇太子からダイアナ・スペンサーへの求婚は1981年2月3日、交際からわずか数カ月のときにウィンザー城の子ども部屋で行われたことが伝えられている。後にチャールズ皇太子はプロポーズ場所として意外な「子ども部屋」を選んだ理由として、「子ども部屋は家のようなものだから」と語ったという。 スイスのスキー休暇から戻ってきたチャールズ皇太子が、ダイアナ妃に恋しかったと伝え、そのあと簡潔に「私と結婚してほしい」とプロポーズ。ダイアナ妃は皇太子の提案を最初冗談だと考えた。しかし、あくまで本気なのだと言われ、頭の中では小さな声が「決して王妃にはなれないし、それどころかつらい人生を送ることになる」と囁いたが、気が付くとプロポーズを受け入れていた、アンドリュー・モートンは『ダイアナ妃の真実』で綴っている。 チャールズ皇太子はダイアナ妃からのイエスの言葉を聞くやいなや、母エリザベス女王にプロポーズ成功の知らせを報告するために彼女を部屋に残して去ってしまったとか。
2人は1981年7月29日にロンドンのセント・ポール大聖堂で成婚。ウィリアム皇太子とヘンリー王子と2人の子どもに恵まれたが、1996年に離婚。ダイアナ妃はその翌年に自動車事故でこの世を去る。 婚約指輪/チャールズ皇太子はプロポーズに際して指輪は事前に用意していなかった。婚約指輪と言えばカスタムメイドが一般的だった王室で、ダイアナ妃はエリザベス女王も同席のもと、ウィンザー城で高級ジュエラー「ガラード」のカタログの中から自分の指輪を選んだ。瞳のブルーとマッチする、この大きなサファイアリングは妃のアイコニックジュエリーの一つに。