桜の名所にごみが散乱 マナーを守る人が多い中、今年もやっぱりごみ問題が…
7日、ソメイヨシノが満開となった名古屋。桜の名所として知られる名古屋市昭和区の鶴舞公園は、多くの人で賑わっていました。その賑わいは夜遅くになっても続き、ライトアップが終わった午前0時を迎えても、満開の夜桜の下で宴会をしている人の姿がありました。
宴会をしていた人たちは、「最高でしたね。楽しかったです」「ライトアップない方が空に映えていいなって。暗いところにピンクの花が咲いてるみたいな感じで」と、お花見を存分に堪能したようです。 しかし、楽しい時間は早く過ぎるもの。終電の時間が近づくと、ついに深夜まで宴会をしていた人たちも、片付けをして公園を後にしました。
自分たちで出したごみは持ち帰るなど、ルールを守ってお花見を楽しむ人が多い中、空き缶や食べた後の容器が放置されていたり、吸い殻が地面に散らばっていたりと、花見客が帰った後の園内には至る所にごみが散乱していました。
鶴舞公園では桜まつり期間中、午後9時から翌朝10時までゴミステーションを設置して、園内のお店で購入した飲食物のごみを受け入れているのですが、それを活用せず道ばたに捨ててしまう人もいるのです。 これでは美しい桜も台無しです。
ルールを守って楽しんでいた人たちからは、「僕もすごい気にしてますよ。ほんとにそれはいけないことだなと」「愛知県としてっていうか、名古屋市が汚く見られるので、あんまり良くないと思います」という声が上がっていました。 まだまだ続くお花見シーズン。気持ちよく楽しんでもらうため、鶴舞公園の管理者はごみの捨て方など、マナーを守ることを呼びかけています。