「秋田一体+」で駆け抜けたブラウブリッツ秋田 今シーズンを総括
今シーズンは3回に渡り、J2でのクラブの最多入場者数を塗り替え、9月のクラブ創立15周年記念試合では7467人がスタンドを埋め尽くしました。 11月10日の最終戦も5000人以上が足を運び、平均入場者数は去年より大幅にプラス=31.5%増の4128人でした。去年からの伸び率はJ2・20クラブの中でも4位。 より大きくなった声援は選手の背中を押しました。 諸岡主将 「攻めるときとかに盛り上がったりとか、ああいう瞬間っていうのはパワーもらうし」「球際競り合いに勝ったときとかチームが目指してるものとか求めてることをできたときに」「こういうプレーでも盛り上げってくれるんだというのは自分の中でも感じる部分がすごいあったんで、ファンの方々も一緒に戦ってくれてるんだなと思いますし、チームの事を分かって応援してくれてるのは自分にとってもうれしいなと」 ホームでも、そして遠方のアウェー戦でもサポーターと一体で戦い抜いたブラウブリッツ。 今年は大分、山形、仙台、そして甲府とこれまでJ2で勝ったことがなかったチームからも初勝利を奪い、新たな歴史のページを付け加えました。 来年、さらなる成長で、J1昇格につながる成績になることを期待しましょう。
当初目標にしていたJ1昇格プレーオフ圏=6位以内には勝ち点10差で届きませんでしたが、ブラウブリッツは今年上位6チームのうち、清水、山形、岡山、仙台には勝利を収めました。一方で最下位でJ3に降格した群馬には1敗1分けと勝ちきれませんでした。「勝ち点10」の差は下位チーム相手に取りこぼしがなければ、とも思えるシーズンでした。 ブラウブリッツは15日金曜にシーズン報告会を開き今年のチームの活動が終了します。