14ゴールVS0ゴール タッチ数少ないハーランドとマンU新戦力ホイルンドの得点数は対照的な結果に
ホイルンドにはまだプレミア初ゴールが生まれていない
チャンピオンズリーグ・グループステージでは5ゴールを挙げたのだが、マンチェスター・ユナイテッドFWラスムス・ホイルンドになかなかプレミアリーグ初ゴールが生まれない。 今夏にアタランタから獲得したホイルンドはチームの新エース候補だが、ここまでは納得できる結果とは言えないだろう。マンUのチーム状況が不安定なことが大きな原因の1つで、ホイルンドは自身の特性を上手く活かせていない印象だ。 英『sky Sport』が気にしているのは、1試合平均26.9回と少ないボールタッチ数だ。今季のマンUは得点力不足に悩まされているが、最前線に位置するホイルンドにきっちりと良いボールが入っていないことも原因に挙げられる。 またホイルンドは191cmとサイズのある選手だが、まだトップレベルのDFとの競り合いには脆さも見える。ポストプレイには課題もあり、同メディアは先日対戦したリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクなど一流センターバックとの戦いに苦戦していると見る。 このホイルンドの1試合平均タッチ数26.9回という数字は、今季プレミアでプレイしているFWの中では2番目に少ないという。1番少ないのは、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドで22.3回だ。 ハーランドの方は得点ランク1位となる14ゴールを挙げるなど、相変わらずの決定力を発揮している。同じタッチ数の少なさでも、ホイルンドとは対照的だ。 同メディアの合計では、今季のホイルンドは決定機を9回も外している。これもプレミア初ゴールを奪えていない理由ではあるが、後半戦から巻き返せるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部