「人間が火を噴いて燃えている」1945年の高松空襲の悲惨さ、平和の尊さを伝える展覧会【香川】
RSK山陽放送
7月4日の「高松空襲の日」を前に、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えようと、香川県高松市で高松空襲展が始まりました。 【写真を見る】「人間が火を噴いて燃えている」1945年の高松空襲の悲惨さ、平和の尊さを伝える展覧会【香川】 (手記) 「目の前の炎上する家の中では逃げ遅れたのか、人間が火を噴いて燃えている 灼熱地獄の真っ只中にいるようだ」 1945年7月4日未明、高松市は米軍による空襲を受け焼け野原となり、1300人あまりの尊い命が奪われました。今年の展示は、グラマン戦闘機による機銃掃射に焦点があてられています。 終戦直前の瀬戸内海でおきた女神丸事件では、土庄-高松の定期船がグラマンの襲撃を受け28人が死亡しました。 (高松市平和記念館 中條輝宗さん) 「若い世代の方にはそういう時代がかつて日本にも高松にもあった。今の平和のありがたさをぜひ感じてほしいと思っています」 高松空襲展は高松市平和記念館で7月7日まで開かれています。
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