<センバツ>平成最後の栄冠かけ 習志野と東邦が対戦 3日午後プレーボール
第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は3日午後、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われる。10年ぶり4回目出場の習志野(千葉)と、2年連続30回目出場の東邦(愛知)が対戦する。 習志野は初めての決勝で、千葉県勢として初の春制覇を目指す。公立校が決勝に進むのは2016年に準優勝した高松商(香川)以来。竹縄俊希主将(3年)は「長い歴史の中で、県勢初優勝のチャンスが巡ってきたのは光栄なこと。勝って歴史を刻みたい」と意気込みを語った。 東邦は、平成最初の61回大会(1989年)を制して以来30年ぶりの決勝。大会最多タイの4回優勝を経験しており、単独最多記録がかかる。石川昂弥主将(3年)は「試合を重ねるごとにチームが強くなってきた。自分たちの力を出し切り、平成最後の優勝を東邦で締めくくる」と誓った。 両校の選手たちは午前9時半ごろ、多くの高校野球ファンが見守る中、球場入りした。【加藤佑輔、池田一生、高井瞳】