能登のボランティアが本格始動 復興支援「できることを」
能登半島地震に伴って石川県が登録を受け付けたボランティアの活動が27日、七尾市と志賀、穴水両町の3自治体から本格的に始動した。初日は被災家屋の片付けや泥かきなどに参加し「できることを」と誓った。復興や生活再建に向けた取り組みが少しずつ進む中、被害が特に大きく受け入れ態勢が未整備の輪島市や珠洲市など半島先端部での活動が今後の課題となっている。 参加者は「石川県ボランティア」の目印が書かれた服を着用し、被災者にとっても認識が容易。支援の要望があった家屋に入り、損壊したり水にぬれたりした家電や畳などを互いに声をかけ合いながら運び出していた。