ヤクルト、来季も春季キャンプに古田敦也氏&真中満氏を臨時コーチとして招へい
3年ぶりのリーグ優勝奪回へ、強力な〝燕軍〟が再び!! ヤクルトが来年2月1日から沖縄・浦添市で行う1軍春季キャンプに、ともに球団OBで元監督の古田敦也氏(59)、真中満氏(53)を臨時コーチとして招へいすることが27日、明らかになった。高津臣吾監督(56)は2人に託した思いを明かした。 「期間は短いですけど、チームを応援して強くなってほしいと思う気持ちが強いお二人に、何とか力を貸していただきたいという思いが強い」 2年連続リーグ5位に終わったチームの立て直しへ、元指揮官の手も借りる。期間は第2、3クールの予定で、古田氏は5年連続、真中氏は3年連続の指導となる。ともに選手時代は高津監督と1990年代からの黄金期を築いた間柄。勝つ難しさ、レギュラーを取る厳しさを熟知しているだけに、伸び悩む選手や若手の育成に一肌脱いでもらう形だ。 「僕らが見えないところも見えているし、そういう目線でずっと一年間見ていただいていると思う」 今年2月のキャンプでは、高津監督から「8番バッターを何とかしてください」と託された古田氏が長岡を指導。自身の努力もあり、シーズンでは最多安打(163)のタイトルを獲得するまでに成長した。真中氏も、若手選手に打席での考え方を教えるなど豊富な知識と経験を惜しみなく伝授。来年も2人の手腕に期待がかかる。(赤尾裕希)