1軍でも輝けるか…中日、ファームで躍動している選手(2)物議を醸した「1イニング62球」も
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格に向けては二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められることとなる。また、若手選手にとっては、今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもあるだろう。ここでは今季ファームで躍動している中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月13日時点)
近藤廉
・投打:左投左打 ・身長/体重:180cm/87kg ・生年月日:1998年9月22日 ・経歴:豊南高 - 札幌学院大 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト1位 昨季は2年ぶりの一軍登板も、苦しいマウンドとなった近藤廉。今季は育成契約からの再スタートとなったが、二軍では奮闘している。 札幌学院大から2020年育成選手ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。プロ1年目の春季キャンプから二軍で結果を残し、開幕直後の3月30日に早くも支配下契約を勝ち取った。 同年は一軍で2試合に登板した近藤。しかし、翌2022年は左肩痛の影響で、一軍登坂なしに終わった。 昨季は8月25日のDeNA戦で一軍マウンドに上がったが、1回8安打5四死球10失点と散々な結果に。同年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再出発することになった。 それでも今季は、開幕から二軍で安定した投球を披露。現時点で39試合に登板し、2勝1敗、防御率1.96の成績を残している。 シーズン中の支配下復帰は逃したが、最後までアピールを続けて来季へつなげたい。
ベースボールチャンネル編集部