MISIAがパリ五輪中継など盛り上げる日テレ系アスリート応援ソング 平和への祈りと選手たちへの願い込め
歌手のMISIA(45)が、26日開幕のパリ五輪中継などを盛り上げる「日本テレビ系2024アスリート応援ソング」を担当することが4日、分かった。仏語で「情熱の花たち」を意味する新曲「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」(26日配信開始)を歌う。 同曲は祭典の開幕を期待させるイントロで始まり、五輪の壮大さ、荘厳さを連想させるメロディーが印象的な応援ソング。 「近代オリンピックの父」と評されるフランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン氏が提唱し、1896年に第1回(アテネ)が開かれたオリンピック。2021年、東京五輪の開会式で国歌独唱の大役を務めたMISIAは「100年以上も前から世界各地の人々が集い、出会い、相互理解を深め、争いではなく競い合い、人として成長し、より良い社会を目指していこうと、まだ見ぬ世界へと踏み出されたのです」と歴史をかみしめる。 その上で「平和を実現したいという情熱も、また大きなものです。そんな多くの情熱が思いきり放たれるのがオリンピック。平和への祈り、選手の皆さんの競技への情熱を思うがままに放ってほしいという願いを込め、この歌を制作しました。夏季では8年ぶりとなる有観客。選手の皆さんには、思いきり祝福と喝采を浴びてほしいです」と思いを明かした。 日本テレビ系列では卓球の女子団体決勝、体操の男子個人総合決勝などを放送する。MISIAは「より速く、より高く、より強くあろうと、懸命に立ち向かうアスリートの皆さんはもちろん、その方々を支える人、応援する人、開催をする人。オリンピックは多くの方の情熱でできています」と説明。「素晴らしい情熱の花たちに、祝福と喝采を送りましょう! この歌で、そのお手伝いができましたら幸いです」と願った。 〇…新曲「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」は、5日の同局系「バスケットボール男子 日本×韓国」(後7時)で紹介される。MISIAは6日の同局系音楽特番「THE MUSIC DAY 2024」(後3時)に、能登半島復興支援ライブの会場(金沢市の石川県産業展示館)から中継出演。同曲をテレビ初披露する予定だ。
報知新聞社