新作アニメ『ささやくように恋を唄う』先輩×後輩、どちらがリードするかわからない関係性に注目〈原作者&メインキャストインタビュー〉
テレビ朝日系全国ネット“NUMAnimation”枠にて4月13日(土)より毎週土曜25時30分~から放送が予定されているTVアニメ『ささやくように恋を唄う』について、放送を前にメインキャストと原作者によるインタビューが到着している。 【画像】ひまりと依の魅力がアニメでも炸裂の予感!インタビュー場面写真(全5枚) 4月より放送がスタートする竹嶋えく原作のTVアニメ『ささやくように恋を唄う』(『ささ恋』)は高校に入学したばかりの木野ひまりと、彼女が憧れるギターボーカル・朝凪依の、二つのひとめぼれから始まる、一迅社「コミック百合姫」連載作品。インタビューには作中に登場するバンド 「SSGIRLS」のギターボーカル朝凪依を演じる瀬戸麻沙美さん、依の演奏を見てひとめぼれした新入生・木野ひまりを演じる嶋野花さん、そして原作者の竹嶋えくさんが出演。アニメに対する思いや魅力を語った。
「胸キュンあり、切なさあり」原作の魅力
――まず竹嶋先生に伺いたいのですが、本作のアニメ化が決まったときの心境は覚えていますか? 竹嶋 自分の作品がアニメになるなんて考えられなかったので、検討しているというお話をいただいたときは本当に嬉しかったです。一作家としてやっぱりアニメ化への憧れはすごくあったので。無事に決まったときはホッとしました。ただ、私の力というよりは一緒に『ささ恋』を作ってくれたスタッフの方々やファンの皆様のおかげだと思うので、いつも応援してくださる皆様にても感謝しております。 ――いよいよ放送も近づいていますが、実感としてはいかがですか? 竹嶋 やっぱりまだ信じられません。放送が始まっても実感できるかどうか(笑)。制作が進んでいくたびに、私の作品がアニメ化するんだなとは感じますが、なんだか不思議な気分です。 ――嶋野さんと瀬戸さんはこの作品にどんな第一印象をお持ちになりましたか? 嶋野 オーディション原稿に原作の切り抜きがついていたんです。依先輩がひまりに“ひとめぼれ”をするシーンは、私も依先輩視点のひまりを見て「あ、かわいい……」と思いました(笑)。それが初めて見たひまりで、そこから原作を読ませていただいたんです。女の子同士の恋愛作品をあまり読んだことがなかったので、どんな感じなんだろうと思っていたら、胸キュンあり、切なさありで一気読みしたのを覚えています。 瀬戸 原作を読ませていただいたときに、どのコマも、どの女の子もみんなキラキラしていて素敵だなと思いました。髪の毛のような細かい部分の動きも繊細で、そういう部分で感情を表現されているのかな、なんて勝手に想像を膨らませていました。 竹嶋 そう言っていただけて、めちゃめちゃ嬉しいです! ――役はオーディションで決まったんですか? 瀬戸 テープオーディションでした。なんとなく可能性があるのは依かなとは思っていたんですが、オーディション用の素材を作るときに私は役に合いそうな声優さんを思い浮かべてしまうんです。勝手に想像しては「きっと私じゃないな」と卑屈になることもあって。でも、役作りをしていくうちにどんどん依に惹かれ、演じたい気持ちが強くなっていたので、自分なりの依を作って提出しました。 嶋野 受かったときは嬉しいと思うと同時に、「ひまりちゃん、私の声なんだ」って他人事みたいに驚きました。 瀬戸 テープオーディションだと、何が正解だったのかわからないもんね。 嶋野 そうなんです。アフレコの前にPVの収録があったんですが、そのときもまだ「私で本当にいいんですか?」と戸惑っていました。
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