EXILEはゲイにモテない…和田まんじゅう推しのゲイライター・サムソン高橋「ゲイパレードでは毎年、ゲイたちが大黒摩季『夏が来る』を聞いて号泣します」
2023年6月、性的マイノリティに対する理解を促進させるための「LGBT理解増進法」が国会で成立、施行されたのは記憶に新しい。しかしながら、まだまだ、性的マイノリティであるLGBTQ当事者たちへの誤解は多い。 「『EXILEのような男性をゲイが好む』というのもよくある誤解ですね」とゲイ当事者であるライター・サムソン高橋氏は切り捨てる。 では、ゲイの方たちが本当に心奪われる推しの芸能人とは一体誰なのか。ウィットに富んだ評論が人気のゲイライター界の重鎮が、いたって真面目に考える――。みんかぶプレミアム特集「推しの経済学」第6回。
サムソン高橋のタイプは「和田まんじゅう」
再びみんかぶマガジンから原稿依頼が来た。「推しの経済学」という特集で、好きな芸能人・有名人について語ってほしい、という依頼だ。「小銭のためなら何でもやります!」と食い気味に引き受けたのだが、わりと困っている。推しとか、萌えとか、尊いとか、そういう感情が自分の中にはほとんど無いからである。 昔から比較的サブカルチャーには詳しいし惹かれるのだが、私にオタク気質が全くないのは、それらを持ち合わせていないからだと思う。 もちろん、「和田まんじゅうのプレミアムモルツのWebCMイケるわ」とか「ケンドーコバヤシがビジホに泊まるBS番組やたら脱いでんだけど、絶対ゲイ人気意識してるよね?!」とか、そういうことなら規定の3000字を軽く超える勢いで話せるのだが、率直に申し上げてそれはズバリ性的に好きということであり、そんなもの(和田まんじゅうのボディラインのエロさ)を事細かに報告したら少なくともみんかぶマガジンからは出禁、さらに「おまえみたいなフケデブ専がデカいツラするな! ちゃんと日陰の隅っこ歩け!」と、鈴木亮平や福士蒼汰や赤楚衛二を好きな一般多数のゲイに唾を吐きかけられてしまう。 そんなわけで、今回は穏便に一般的にゲイに人気とされる有名人について考えてみたい。
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