19日、少なくとも18棟が燃えるなどした青森県大鰐町の大規模な火災現場で、21日朝再び出火し、消火活動が行われました。 【通報者】 「カーテンを開けたら煙が見えて、目を移したら部屋の真ん中から火が見えました、ということですぐ通報しました」 消防によりますと、午前5時半すぎ、大鰐町大鰐で「2階の窓から煙が見える」と通報がありました。消防車両8台が出動し、火は40分ほどで消し止められました。 火が出たのは、19日に火元になった製材所から、50メートルほどの場所で、延焼した建物の中で一軒だけ離れて飛び火した住宅です。 通報した人によりますと、この住宅は、数年前から空き家だったということです。 【通報者】 「そんなメラメラとした火でないです。ほんの30センチかそのくらいですよね」 「びっくりしました。まさか残り火があるとは思わなかったです」 この火災で、けがをした人はいませんでした。警察や消防が出火の原因を調べています。