聖火がワインの里シャンパーニュに、競歩の世界記録保持者は笑顔で走り出す…NBAの元スターも登場
パリ五輪(7月26日開幕)の聖火リレーは6月30日、発泡白ワインで知られる仏北東部のシャンパーニュ地方を巡り、サッカーの伊東純也、中村敬斗両選手がプレーするランスに到着した。 【動画】シャンパーニュの360度動画
仏最大の人工湖を船で渡るなど各地を回った聖火は、この日の目的地、ランスへ向かった。最終走者は、競歩の男子50キロで世界記録を持つヨアン・ディニ選手が担当。3世紀に作られたとされる遺跡、マルスの門付近に設けられた特設会場の聖火皿に近づくと、速足で歩いていたのをやめて聖火皿の周囲を走って回り、その後、点火した。
また、同所では聖火の到着前に、米プロバスケットボール協会(NBA)で活躍したフランスの元スター選手、トニー・パーカーさんが登場。パーカーさんは5月の仏本土でのリレー初日に走者を務めている。
ランスは名古屋市と姉妹友好都市の提携を結んでいる。
(パリ支局 平地一紀)