「結婚をだしにする彼」とこのまま結婚してもいいの?【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】
迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。「結婚をだしにする彼」いいだしが出てるといいのだが 【写真】「ケビ子のアラフォー婚活Q&A」をもっと見る
今日の質問:
ケビ子さんはじめまして。アラフォー婚活崖っぷちの相談です。 半年前から交際している相手とこのまま結婚してもいいのか迷っています。決断ができません。 私は36歳 新卒からずっと同じ会社に勤務しております。いわゆるJTCの超ホワイト企業です。 彼は同じ36歳です。コンパのような飲み会で出会い、共通の友人もいるため割ととんとん拍子で交際を始めました。 悩みとしては、私は出産を希望していることもあり出来るだけ早く結婚をしたいと思っているのですが、彼がそのことをわかっているのかなんなのか、結婚をだしにして何かを言ってくることがあり気になっています。 例えば私は一人暮らしですが、彼が遊びに来てもただ座っているだけで食事の支度やお皿を下げることや洗い物も手伝ってくれない。「結婚したらちゃんとするね」と開き直るなどです。それに対して反論すると「じゃあ結婚しないよ、いいね?」とすねるため、こちらとしては我慢するしかない状況です。結婚したら変わるのかもわかりませんが、強気に出られないでいます。彼と別れてまた一から出会いを求めるのも億劫でこのまま進んでいいものか悩んでいます。ほかに不満はいまのところ気が付いていません笑。 ケビ子さんならどうしますか。よろしくお願いします。
ケビ子の回答:
36歳、しょっぱいご相談です。これが20代や50歳くらいの方からのご相談だったら「やめちまえ!ライナウ!」と絶叫して終わりの案件でしょうが、ご相談者は36歳でご出産を希望している。リクエストはZARD「揺れる想い」でいきましょうか。 状況を整理します。 ・36歳同士のカップル。飲み会で知り合って交際半年。共通の友人もいる。 ・ご相談者は出産を希望している。 ・彼が結婚をだしにして自己主張し反論されると「結婚しない」と駆け引きをしてくる。 ・結婚したらかわるかもわからないが強気に出られない。 ・彼と別れてまた一から出会いを求めるのは億劫。いまのところ他に不満は気が付いてない。 ただただ涼しくなってほしいと願っていたはずなのに突然寒くなっちゃって先週ざるそばを食べたのに今週は鍋焼きうどんを食べるケビ子です。 出産を希望している36歳、本音は少しでも早く結婚したいお気持ち、とてもよくわかります。体力と妊孕性が低下する前になんとか準備をしておきたいと思うのは自然なこと。 時間がないとご自身が思っているところにこのような彼の態度では決断ができないのも納得できる。 とにかく時間が限られていると再認識してスピードを意識しながら彼と話をしっかりしてほしい。 冗談めかしてではなく「貴方と結婚して家族を持ちたい。子供も欲しいと真剣に思っている。だから結婚をだしにした言い方はやめにしてほしい」と一度だけきつく言ってみたらいい。今までとは違う態度でビシッと伝えた後はいつも通り。この話題は出さずに過ごしてみよう。それでも結婚をだしにして何らかの駆け引きをしてくるようだったら悪いことは言わない。結婚してもおそらく変わらない彼だと思う。 幸い共通の友人がいるとのことで、間に入って現状を伝えてもらってみてはどうだろうか。 彼が「冗談のつもりで甘えていたが、そんなに悩んでいたのか」とストローの袋を縮めて水を垂らした時のように男が驚いて気付いてくれるかもしれない。 いずれにせよ、今のまま違和感を見てみないふりをして結婚は決断すべきではないし、ましてや自分の子の親になってもらうわけにもいかない。 ご自身が納得できる形で彼の行動変容が見られたらその時はご自身にゴーサインを出してみてほしい。 「ありのままを受け入れる」というのはとても愛情深い考えだと思う一方で「相手のありのままを受け入れる自分を受け入れられるか」を考えてみて欲しい。大人の婚活は二人が気持ち良く生活を送るために工夫しながらアジャストして二人の形を作っていくものだと考えるのだ。就職活動に自分が好きだからと言ってハイレグの水着や超ダメージデニムを着ずにリクルートスーツを着ていくように「受け入れて欲しい」と願いつつ相手に合わせるベクトルで自分らしさを出していく。 そうした努力を一度してから判断してみようぜ。ケビ子としては一度伝えて伝わらなければもう結構。何度もこのようなしんどいやりとりは避けたいし、一度で変わらないことは気づいてないということだから就職活動にハイレグ水着で来る男なのかもしれないとお断りでもいいと思う。 36歳だから新たな出会いを求めて活動するのも大変だと思うのもわかる。しかし違和感に目をつぶって納得しないまま結婚をした場合、この先の人生の長さと出産とを考えたときに将来の自分は笑っているのか想像してみてもいいだろう。 ケビ子の知人の例を出すと、結婚前には煙草をやめてくれなくて困っていたが子供が生まれたら即日やめてその後一度も吸っていないという例もある。「あれだけ言ったのにやめてくれなかったけど、子どもが生まれたら自分でやめたんだよ」と知人は言っていた。いずれにせよ、人にやめてと言われても自分が行動を変えようと心底思わないと変わらないという例である。 あれして、これして、あれしないで、これしないでの連続にならないように自立したかわいい女でいることもお忘れなく。この女を逃したくないと思ったらちゃんと話を聞いてくれると思うぞい。