悠仁さま17歳の誕生日 7月には“初めての地方公務”も 高校生と交流…「昆虫を研究するものとして頑張ろうと」
日テレNEWS
9月6日、秋篠宮家の長男、悠仁さまが17歳の誕生日を迎えられました。7月には初めて地方公務にのぞむなど活動の幅を広げられています。 ◇ 夏休み中の先月2日、茨城県つくば市にある研究施設で水田などを見学されたときの映像が公開されました。研究者から、稲の品種改良や遺伝子の解析などについて説明を受け、悠仁さまは「なぜ毎年、栽培する必要があるのですか」などと質問されたということです。 幼い頃から野菜作りや稲の栽培に取り組み、中学生の頃から稲の交配実験を続けられている悠仁さま。現在は筑波大学附属高校の2年生です。 所属しているバドミントン部では、休み時間に自主練習も行い、後輩の1年生にアドバイスもされているということです。 ◇ 部活動や学校行事に積極的に取り組む一方で、公務でも活動の幅を広げられています。 今年7月、悠仁さまは秋篠宮さまの地方公務に初めて同行されました。鹿児島県で行われた「全国高校総合文化祭」に出席し、同年代の高校生と交流されました。 悠仁さま 「(音を)合わせる練習というのは、たくさんされたんですか」 また、自然科学部門の研究発表に出席したときは、悠仁さまはカブトムシについての研究成果などについて真剣な様子で聞かれていました。小学校高学年で始めたトンボ類とその生息環境の調査を、今も続けるなど生物に関心を寄せていて専門性を深められているといいます。 今回カブトムシの発表を行った高校生を取材すると、悠仁さまは自身がトンボの研究を続けていることを話されたといいます。 錦江湾高校2年 本田康太さん 「(悠仁さまから)『私も同じ昆虫を研究するものとして頑張ろうと思います』と言っていただきました」 錦江湾高校2年 中玉利青さん 「自分たちが研究していて、同級生からこんなこと言われることない。ここから先、研究を頑張っていこうと明確な気持ちが見えてきたので、本当にありがとうございました」 ◇ また、和牛のコンテストで1位をとった牛がいる、鹿児島県曽於市の高校の実習農場を視察した際には、牛の理想的な立ち姿を目指す訓練などをご覧になりました。 案内役を務めた高校生は…。 曽於高校 畜産食農科2年 田實夢佳さん 「最初はこちらで、えさやりを(体験された)。(悠仁さまは)『おお~』みたいな形で反応なさいました。とても笑顔で楽しそうな様子でした」 悠仁さまからは多くの質問が寄せられたといいます。 田實夢佳さん 「(悠仁さまは)『きれいに立たせるにはどうしたらいいのか』とか、たくさんのことに興味を持って質問をしてくれたので、それにとても答えやすくて、そこが接しやすいなと思いました」 ◇ 6日午後5時頃、悠仁さまは天皇皇后両陛下への誕生日のあいさつのため、皇居に入られました。来年9月には18歳の成年を迎えられますが、成年の儀式は高校卒業後に行うということです。