堀江貴文氏

　実業家の堀江貴文氏が9日、「サンデージャポン」（TBS系）に出演。20日に告示となる東京都知事選について持論を述べた。 　都知事選には立憲民主党の蓮舫参院議員や広島・安芸高田市の石丸伸二市長らが立候補を表明。現職の小池百合子都知事は沈黙を保っている。 　SNSで都知事選出馬を期待する声のある堀江氏。番組MCを務める爆笑問題の田中裕二から「ホリエモンに待望論があるわけじゃないですか。確認するけど都知事選に出ることは絶対にない？」と念押しされると、堀江氏は「マジで大変なんです。選挙は楽しいけど、その後が大変。都知事が大変ということです」と否定した。 　そんな堀江氏は「ネオ東京改造計画」（幻冬舎）を緊急出版。東京都への提言が収録されている。その中の一つが「現金使用禁止令」だ。堀江氏は「条例で現金使ったら罰金とか決められる。別に罰則を設けなくてもいいが、条例で東京都内では現金使ったら駄目ですよと決めるのはできる」と、都知事でもやれると指摘した。 　さらに、「現金なくなると税逃れとか裏金とかやりにくくなる。ぜんぶトレースされるので。一番やりたくないのは政治家なんだと思う。これやればマネロンとか裏金とか税金逃れがかなりなくなる」と、現金がなくなるメリットを解説した。 　出演者からネットに疎い高齢者もいるとの指摘を受けると、「高齢者追いつけない問題が言われるが、高齢者もスマホ使ってるから大丈夫。僕の投資広告詐欺でお金振り込んじゃったりしてるじゃないですか」と反論した。