『ザ☆ウルトラマン』『ウルトラマン80』45周年記念で初のBD BOX!
アニメ『ザ☆ウルトラマン』と特撮ドラマ『ウルトラマン80』が45周年を記念して各作品初となるブルーレイBOX化されることが発表された。両作品共に全話をHDリマスター化、『ザ☆ウルトラマン』には本編を特別編集した新作長編映画版、『ウルトラマン80』にはインタビューやメイキング映像が映像特典として収録される。 【関連画像】各ブルーレイBOXの内容やHDリマスター版のイメージを見る(画像6点) 『ザ☆ウルトラマン』(1979年)と『ウルトラマン80』(1980年)は昭和ウルトラマンシリーズの最後を飾るテレビ作品。『ウルトラマンレオ』(1974年)からやや間が開いてスタートした。なおこの後は、外伝的な『アンドロメロス』(1983年)やTVスペシャルを挟みつつ、TVレギュラー番組は『ウルトラマンティガ』(1996年)までまた間が開く形となった。 『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のTVアニメ作品。アニメの表現力ならではの、実写特撮では到底実現できなかった多数の怪獣の同時出現や宇宙規模で未来的なドラマ描写、大スケールのアクションが次々と展開される。 主役ヒーロー・ウルトラマンジョーニアスの故郷U40(ユーフォーティ)は、『ウルトラマンレオ』までのM78星雲・光の国とは別の星という設定だ。ただし同じ宇宙には存在しており、その後の様々な展開ではジョーニアスはウルトラ兄弟と共演している。 『ウルトラマン80』は、昭和最後のTVシリーズ作品。名前の通り1980年に放送が始まった。 主人公・矢的猛(演・長谷川初範)は防衛チームUGMの隊員であり、中学校教師でもあるという「学園ドラマ」ブームの世相も反映した類まれなる世界観で幕を開け話題を呼んだ。円谷プロ作品でも屈指のアナログ特撮技術が用いられ、ハイクオリティな特撮の数々が多数登場した。 同作で培われた映像技術が後年の様々な作品にも影響を与えている。またウルトラマンの形状としても、地球人の手袋・ブーツ然とした印象であったウルトラセブン~レオと異なり、手首・足首周りをデザイン的に処理しているのが特徴。こうした点は『ウルトラマンティガ』以降のデザインラインにつながっていると思われる。 今回のブルーレイ化にあたり、両作品共に全話をHDリマスター化した映像で収録。最新技術により、昭和時代の作品映像を令和の現代でも高画質で楽しむことができる。 『ザ☆ウルトラマン』は、映像特典として、当時約1カ月にわたって分割放送した最終回4部作「ウルトラの星へ!!」を、今回HD化した映像で約90分の新規映像に一本化し、長編作品『長篇アニメ映画 ザ☆ウルトラマン ウルトラの星へ!!』として新たに製作、新規特典収録するとのこと。 『ウルトラマン80』は映像特典としてキャストやスタッフ陣の貴重なインタビューやメイキング映像、30周年記念イベント映像などを多数収録し、一部話数に新規5.1chサラウンド音声化した音声も特典収録される。 この2作品のリリースをもって、『ウルトラマン』に始まるTV放送された昭和のウルトラマンシリーズ全8作品が、待望のブルーレイで全て揃うことになる。 『ザ☆ウルトラマン』のブルーレイBOXは2024年11月22日(金)、『ウルトラマン80』のブルーレイBOX は2025年3年19日(水)リリース予定だ。 (C)円谷プロ
アニメージュプラス 編集部