大谷翔平を支える真美子夫人「英語ができなくてもOK」孤独な彼女を救うLAの“日本スピリット”
真美子夫人を支える“日本スピリット”
ただ、不幸中の幸いか。“孤独”な真美子夫人にとって、ロサンゼルスという地が救いになるかもしれない。 「ドジャー・スタジアムには今年から『築地銀だこ』が出店。オリジナルのたこ焼きのほか、チーズとサルサたこ焼きなど、現地のファンに合わせた味も販売されています。観戦していた真美子さんのテーブルにも舟皿のようなものが置かれていたため、《たこ焼き食べたっぽい》などとファンの間で話題になっていました。また、同球場の売店では『MOCHI』という餅菓子が販売されているなど、日本に関連するものも目立ちます」 ロサンゼルスには、球場以外でも日本に関連するものが多いのだという。 「昨年に外務省が発表した統計によると、世界の都市別の在留邦人数トップはロサンゼルスです。“リトルトーキョー”という日本人街もあり、日本人や日系人も多く暮らしている街です」 ロサンゼルスは日本人が生活しやすい環境なのか。現地で取材するスポーツライターの梅田香子さんに聞いた。 「ほかのアメリカの都市と比較して、ロサンゼルスの街中には日本語が通じる場所が多いんです。日本から来た駐在員の奥様の中には、英語を覚えずに日本に帰っていく人も。英語が堪能でなくても、問題なく生活できますよ」 以前まで、大谷は水原氏の父親が働く日本食レストランなどでテイクアウトをしていたというが、食事面でも心配はなさそう。 「奥様が料理をするとしても、ロサンゼルスには日系のスーパーも多いので食材には困らないと思います。また、日本食のレストランや、Uber Eatsで配達してもらえる店も多いです。配達であればスマートフォンで完結できますし、料理の写真もあるので英語ができなくても、簡単に頼むことができます」(梅田さん) LAにある“日本スピリット”。移籍や結婚して早々に、大きな騒動の被害者となった大谷夫妻。彼らの心の支えになるとよいのだが……。 梅田香子 スポーツライターとして、野球以外にもフィギュアスケートやバスケットボールなど多くのスポーツに精通。現在はアメリカに在住し、大リーグを中心に取材活動を行う