強盗致傷事件被害品のクレカを受け取った疑いで21歳大学生を追送検…SNSで闇バイトに応募
9月にさいたま市西区指扇であった強盗致傷事件で、被害品のクレジットカードを受け取ったなどとして、埼玉県警は22日、春日部市の大学生被告(21)(詐欺罪などで起訴)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受・隠匿)の疑いで追送検した。
発表によると、被告は9月18日午前3時頃、さいたま市見沼区内の飲食店駐車場で、同5時頃には春日部市内のコンビニ店駐車場で、強盗の実行役らからカードなどを受け取った疑い。同日夕方頃には、これらのカードで購入した指輪2個(計約2万8000円)を、さいたま市南区内の公衆トイレで他の男に手渡し、隠匿した疑い。
捜査関係者によると、被告は8月中旬、SNSから「闇バイト」に応募。自身の身分証などを通信アプリで送信しており、指示に従って行動していたという。
被告はこれまでに、詐欺や窃盗未遂の疑いで逮捕されており、先月30日に起訴された。