三谷幸喜が山崎怜奈の才能を絶賛!?「みんな『やっぱり山崎さんはすごい!』って言っていました」
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、脚本家・三谷幸喜さんと山崎怜奈さん。ここでは、YouTubeで公開されている動画「映画『スオミの話をしよう』セットツアー」に、山崎さんを招いた理由を三谷さんが明かしました。
◆三谷「山崎怜奈はすごい!」
山崎:お会いするのは、多分1年ぶりじゃないですか? 三谷:そうですね。「スオミの話をしよう」の撮影現場に来てくださったとき以来。 山崎:めちゃくちゃ大きい豪邸のセットに遊びに行かせていただいて。 三谷:仕事でお呼びしたんですけどね(笑)。というのも、僕は「THE 有頂天ホテル」という映画を撮ったときから毎回(すべての撮影が終わった後に)そのセットを案内する動画を撮って、それをDVDとかの特典にしているんですけど、1人で長回しで15分ぐらいずっとしゃべるんです。 山崎:すごいなぁ。 三谷:まぁ結構大変だし、もう嫌だったんだけど……(苦笑)。スタッフの方はすごく喜んでくださって。 山崎:うれしいでしょう! 映画では映りきらない細かいところまで(紹介してくださって)。 三谷:そう、みんな喜んでくださるから(「THE 有頂天ホテル」以降も)何本かやったんですけど、年齢を重ねてきて僕もちょっと限界だし、カメラマンの方もずっと同じ方がやっていらっしゃって、手持ちカメラで15分~20分長回しで撮るから結構大変なんですよ。 山崎:確かに。 三谷:その方も僕と同い年で、お疲れになってきていたので“そろそろ辞めようか”っていう話になったんですけど、「誰か話し相手の方がいらっしゃったら、とりあえず何とかなる」とスタッフにお伝えして、「じゃあ誰か呼ぼうか」ということになって、僕は山崎さんだったら話しやすいのでお願いしたんです。 山崎:うれしいです! ただ、映画の現場を何にもわかっていない人間が……。 三谷:あの段階では「スオミの話をしよう」のことを山崎さんはまったく知らないからね。でも、すごく評判が良くて、みんな「やっぱり山崎さんはすごい!」って言っていました。 山崎:……なぜですか(笑)? 三谷:何の打ち合わせもしていないのに、ちゃんと僕らが聞いてほしいことを聞いてくれる。 山崎:確かに(現場に着いて)ヨーイドンで始まりましたね。何なら三谷さんとあいさつする前に始まっちゃって。 三谷:それでも、ちゃんと進行してくださるし、いい質問をしてくれるし、僕が聞いたら理想的な答えで返してくれるので“素晴らしいな”と。 山崎:本当ですか? 良かった。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)