SNSの投資広告をきっかけに投資グループに招待「投資に詳しい」アカウントを紹介され ウソの投資や口座開設名目で2350万円をだまし取られる 福岡
SNSの投資広告をきっかけに投資グループに招待され、福岡市の70代の男性がウソの投資話で2350万円をだまし取られました。 警察によりますと、ことし3月、福岡市の70代の男性がSNSの投資広告にアクセスしたところ、男性の名前のアカウントから投資に関するSNSのグループに招待されました。 そのグループ内で別の男性名義のアカウントを紹介され、さらに、投資に詳しいという別の男性アカウントを紹介されました。 この人物から「今、株は良くない。暗号資産を始めた方が良い」「暗号資産の口座開設の費用がいる」「口座凍結されないための費用がいる」などと促され、4月12日から5月19日までに8回にわたり指定された口座に送金し、あわせて2350万円をだまし取られました。 多い時は1日で500万円をネットバンキングを通して送金したということです。やりとりはすべてSNS上で行われました。 男性は度重なる送金に違和感を覚え、親族とともに20日、警察に被害届を提出しました。 警察はSNSでの投資話は詐欺の可能性があるとして、面識のない人にお金を振り込まないよう呼びかけています。
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