【モナコGPにて披露】 マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー オープニングラップも担当
アルトゥーラ・スパイダーがモナコGPに
先週末に開催されたモナコGPで、新型ハイパフォーマンス・ハイブリッドカー、アルトゥーラ・スパイダーが公開され、モナコ公国のアルベール2世によるオープニングラップで観客を沸かせた。 【写真】マクラーレン・アルトゥーラのモデルラインナップをみる (114枚) ドライバーシートに座るモナコ公国のアルベール2世の助手席には、ジャック公子も同乗し、マクラーレン・オレンジに身を包んだアルトゥーラ・スパイダーは、モナコGPサーキットを駆け抜け、観客はその圧倒的なパフォーマンスを堪能したという。 ■マクラーレン・オートモーティブCEO マイケル・ライターズ 「モナコ公国のアルベール2世とジャック公子に、マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダーをご体感いただきましたことを光栄に思います。60年以上にわたるマクラーレンの歴史において、モナコ・サーキットは特別な存在であり、そのような場所で、サーキットで培った経験と技術を凝縮した最新のアルトゥーラ・スパイダーを、皆様にお届けできることを大変嬉しく思います」と述べている。 アルトゥーラ・スパイダーのダイナミックなデビューと同時に、マクラーレンが新たに発表したセナ・センプレのカラーリングが初めて一般公開された。 先週末に行われたMCL38 F1マシンのために特注されたワンオフのカラーリングと並行して制作されたセナ・センプレのカラーリングは、マクラーレン・セナの市販車にもハンドペイントされ、先週末、モナコにあるマクラーレンのリテーラーに展示された。 爽快感と楽しさが相まった、オープントップの新型アルトゥーラ・スパイダーは、パワー/パフォーマンス/ドライバーエンゲージメントが大幅にアップグレードされ、アルトゥーラに更なる新次元の魅力をもたらしているという。 次世代スーパーカー、アルトゥーラのパフォーマンスをさらに高めるため、スパイダーに設計された改良点はアルトゥーラ・クーペにも取り入れられ、新モデルも同時に発表された。 新型スパイダーと新型クーペは、ともにサーキットでの最高レベルのダイナミック・パフォーマンスを発揮するだけでなく、通常のドライビングのニーズにも応えるべく、都市部においてもきわめて利便性の高い、静かな電動ドライブを可能にしたモデルだ。
AUTOCAR JAPAN(執筆)