『東京タワー』永瀬廉のストイックさを松田元太が称賛「廉が透を演じるからこそ美しく見える」
◆以前より交流はあったかと思いますが、互いに見つけた新たな一面はありますか? 松田:この前、撮影の合間に廉と絵しりとりをしたのですが、思っていたより絵がヘタでした(笑)。でも、ただヘタなだけでなく、かわいらしくてなぜか好きになってしまうといいますか…。思わずスマホで写真を撮って、保存しておきたくなるような絵を描くんです(笑)。 永瀬:クセになるでしょ?(笑) 元太は耕二の見た目からこだわっていて、サングラスがあったら頭にかけてみたり、ヘッドホンをしてみたり、自分なりの耕二を探しているのが伝わってくるんです。そういう部分は、これまでテレビで見ていた元太の印象とは違っていて、仕事に対してきちんと考えがある人なんだなと感心しました。 松田:ありがとう。でも、撮影の合間にもよく話すんですけど、お互い深く考えずに発言するタイプなので、いい意味で適当でストレスのない会話ができるんです。なので一緒にいて楽ですし、本当に男友だちみたいな感覚で。 永瀬:うん。たぶん僕らの会話って、よく聞いたら会話になっていないんですよ。騒いでいるだけというか、お互い独り言を言い合っている感じで、元太と“会話”してると思ったことがないくらい(笑)。それくらいゆるく話せる関係です。 ◆今後、2人でやってみたいことはありますか? 松田:僕ら2人でユニット活動するのもありかなと思いました。僕もスタジアムで花火(※)したかったですね…。テレビで見ていて、いいなって。なんで僕呼ばれなかったんだろうって。(※4月11日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催されたイベント「King & Princeとうちあげ花火」のこと) 永瀬:本当にすごかったよ。1万3千発ぐらい打ち上げたから。 松田:『東京タワー』をたくさんの方に見ていただけて成功したら、僕らも2人で何かしらパフォーマンスできたらいいな。 永瀬:かなえばね(笑)。「うん」って言っちゃうと、動いてくれちゃう大人の方がいるかもしれないから。そうなったら大変だから(笑)。 松田:ネガティブ~!(笑) でも、いつか本当にできたらいいな。 ◆いよいよ放送がスタートしますが、それぞれ注目してほしいポイントは? 永瀬:まずはやはり東京タワーの美しさ。僕と東京タワーのW主演かなというぐらい東京タワーがいたるところに登場するのですが、本当にいろいろな表情を見せてくれるんです。それがまるで透の心情とリンクしているかのようで、僕自身も東京タワーをより好きになっていますし、思い入れもどんどん強くなっていますね。 松田:僕個人としては、表情だけでも記憶に残るシーンを届けられたらいいなと思っています。「なんでここで笑ったんだろう」とか「なんでこんなに瞬きもせずに見てるんだろう」とか、そういう部分にも注目していただけたらうれしいなと。そして、(映画版同様に)やはりどこかで果物をかじりたいという願望もあります(笑)。 ◆最後に、読者へひと言お願いします。 永瀬:このドラマは、“許されざる恋”を描いた作品です。僕自身、初挑戦となることが多いのですが、最終的に見て良かったなと思っていただけるような作品作りを頑張っていますし、何より透と耕二が詩史さん、喜美子さんと出会って、いろいろな気持ちになって、いろいろな葛藤や悩みを経て、どういう大人になっていくかという成長物語も見ごたえがあります。それぞれのペアの恋愛シーンの描き方の差も面白いものになっていて、最後まで飽きさせることのないドラマになっていると思います。ぜひ放送を楽しみに見てくださると幸いです。 <PROFILE> 永瀬廉 ●ながせ・れん…1999年1月23日生まれ。東京都出身。O型。King & Princeのメンバー。近作はドラマ『厨房のありす』、映画「法廷遊戯」など。映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」がNetflixにて今年配信。 松田元太 ●まつだ・げんた…1999年4月19日生まれ。埼玉県出身。O型。Travis Japanのメンバー。近作はドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』『結婚予定日』など。『ぽかぽか』月曜レギュラーとして出演中。
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