弘法大師・空海の生誕祝う「あやめまつり」 先祖供養の願い込める 香川
KSB瀬戸内海放送
真言宗を開いた弘法大師・空海は西暦774年6月15日に現在の香川県善通寺市に生まれたと伝わっています。高野山讃岐別院(高松市築地町)では昔からこの日にアヤメの花を供えて誕生をお祝いする「あやめまつり」を行っています。 【写真】アヤメの花を供えて弘法大師・空海の誕生をお祝いする「あやめまつり」
アヤメの花には綾目状の模様があり、命の繋がりを表しています。法要に参加した地域住民らは、先祖供養や健康祈願などの思いを短冊に込めてアヤメの花を供え、お祈りしていました。 高野山讃岐別院の峰見行聖主監は「空海は『お大師様』と全国で慕われております。郷土が生んだ偉人で、誇りに感じていただきたい」と話しています。
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