“ドラクエ”キャラクターを手がけた鳥山明さん スライム誕生秘話 堀井雄二が描いた絵も公開
日テレNEWS NNN
漫画家・鳥山明さんが急性硬膜下血腫のため亡くなったことを受け、鳥山さんがキャラクターデザインを担当していた、株式会社スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト』チームがコメントを発表。さらに、鳥山さんが描いたスライムの作画を公開しました。 【画像】スクウェア・エニックス『ドラゴンクエスト』チームが鳥山明さん追悼のコメントを発表 鳥山さんが、長年にわたりキャラクターデザインを担当してきた『ドラゴンクエスト』。なかでも特に象徴的なモンスターがスライムです。
スクウェア・エニックスによると、キャラクター制作にあたり、『ドラゴンクエスト』生みの親・堀井雄二さんは「不定形 ゼリー状のドロドロしたモンスター 人の顔などにはりついて ちっそく死させる」と、ドロドロとしたイメージのスライムを提案していました。
そんな堀井さんの描いたスライムを見た鳥山さんは、しずくのようなフォルムをした愛らしいスライムに仕上げたということです。 『ドラゴンクエスト』チームは、公式サイトで「鳥山明先生は長年に亘り、『ドラゴンクエスト』シリーズ作品のキャラクターデザインを手がけてこられました。鳥山明先生が生み出すキャラクターはゲームの作り手と遊び手の想像力をかき立て、心のなかに広大な冒険の世界を描き出してくださいました。スライムをはじめとする魔物でありながらもどこか愛らしいモンスターたちは、『ドラゴンクエスト』の世界に温かみを与えてくださいました」と追悼しています。