第100回箱根駅伝 オフィシャルグッズショップが新宿にオープン!パネル展も実施 竹澤健介さん「存分に楽しんでほしい」とエール
2024年1月2日、3日で第100回目を迎える箱根駅伝のオフィシャルグッズショップが新宿に期間限定でオープンした。 【写真】ショップに飾られた出場校のユニフォームとタスキ 京王百貨店新宿店は12月26日から1月3日の間、地下1階「on the Corner」において「第100回大会記念 箱根駅伝オフィシャルグッズ販売」を展開する。同店舗の特設会場としては初めてとなる。 会場ではミズノが手掛ける“100”をあしらったタオルやTシャツ、出場23校のスクールカラーの応援タオルやキーホルダー、さらには100回記念グッズなど、約70種を取り扱う。また、第1回から100回大会までの優勝校をプリントした記念アイテムの受注も受け付けている。また、ブース内には名場面の写真やコースマップのパネルも展示されている。 オープンに先駆けてトークイベントを実施。早大OBの竹澤健介さん(摂南大監督)が登壇した。 竹澤さんは82~85回大会に4年連続出場。1年目は2区11位だったが、2年目2区、3・4年目は3区で区間賞を獲得した。在学中には北京五輪に5000mと10000mで出場している。 当時の映像が流れるなか、学生時代を振り返り、「オリンピアンとして負けられないというプライドもあり、仲間と切磋琢磨したことを思い出しました」としみじみ。「往路を走り終わって、復路は電車に乗って各区間の応援に回っていました」と明かす。「箱根駅伝当日に調子を合わせるのは想像以上に難しい。葛藤の日々でした。(チーム内で)区間発表も行われる時期。体調面も含めて、みんなピリピリしています」と話した。 第100回大会の注目チームを聞かれ「駒澤大学が頭一つ、二つ抜けています。佐藤圭汰選手が注目で、距離適性も出てきているのでどんな走りをするか」と挙げる。その上で、「箱根駅伝は何が起こるかわからない。青学大、中大、國學院大は隙を突くチャンスがある」と言う。 母校・早大については「心では応援しています」と笑い、「花田(勝彦)さんが監督就任されて2年目。組織も成熟してきたと聞いています。崩れずに確実につなぐ駅伝をすると思うので、うまくいけば3番、入賞圏内には入ってくると思います」と期待を込めた。 オープン前から並ぶ人たちを見て「僕らの頃よりも注目度が上がっている」とし、「母校のタオルを見ると気がつくので、ぜひ掲げてほしいです」とアピール。学生たちに向けて「今は苦しいこともあると思いますが、いい経験、いい思い出になります。存分に楽しんでください」とエールを送った。 「第100回大会記念 箱根駅伝オフィシャルグッズ販売」は1月3日まで、10時から20時30分までオープンしている(12月31日は18時まで、1月1日は店休、2日は9時30分~、3日は17時まで)。
月陸編集部